株式会社日本農業のメンバー もっと見る
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・横浜に生まれ、横浜で育つ。両親は新潟出身
・高校時代に自転車で日本を縦断し、農村の美しさに魅了される
・慶應大学法学部卒。在学中にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校農学部に留学
・卒業後はマッキンゼー・アンド・カンパニーにて農業関連団体の中期戦略策定などに携わる
・2016年11月に株式会社日本農業を創業し、代表取締役 -
・兵庫県生まれ
・慶応大学商学部卒
・American Univerisityにて一年間留学
・卒業後はテモナ株式会社にて新規事業立ち上げを担当
・その後、株式会社Pastryを起業して、その後2018年3月日本農業にジョイン -
・静岡生まれ静岡育ち
・慶應大学商学部卒。在学中にカリフォルニアに留学
・体育会サッカー部に所属
・卒業後はITベンチャーのスローガンにて営業を担当
なにをやっているのか
株式会社日本農業は、マッキンゼー農業セクターチームの一員として経験を積んだ内藤が2016年に創業した農業スタートアップです。
現在、日本産フルーツの海外輸出事業が主要事業となりますが、新規事業として日本品種フルーツの海外生産事業に取り組んでおり、今回の募集はその新規事業の事業推進ポジションとなります。
現在我々はタイにて「いちご」の日本式栽培の立ち上げを行っておりますが、ただ単に自社での販売用に生産を目指している訳ではありません。
この日本式栽培を異国の地で実現することで、「品種」と「生産技術」をパッケージ化した「ハッピーセット」として国内農家や海外農業生産に関心のあるプレーヤーに外販し、事業化することを目指しています。
なぜやるのか
「日本の農業で世界を驚かす」
弊社のミッションです。
なぜ日本の品種、日本式栽培に我々がこだわるのか。それは日本の青果物の「おいしさ」が世界でも抜きんでているからに他なりません。
我々はその「おいしさ」をより世界中の人々に楽しんでもらいたいと考えておりますが、生ものである青果物では、必ずしもすべての品目が鮮度・コストの観点で日本から直送できるわけではありません。
しかし海外消費地現地で、日本品質の生産が可能になれば、これまででは考えられない鮮度、コストでお客様に供給をすることが可能になります。
また一方で生産者の視点としてもハッピーセットというオプションが加わることで、日本同様に農業が「儲からなくて厳しい産業」と思われている国においても、農業という産業、農家の方々を活気づけることができるのではないかと信じていますし、昨今の事業会社によるSDGsを意識した農業参入ニーズにもこたえることができるのではないかと考えています。
どうやっているのか
<どのようなメンバーがいる?>
このようなミッションのもと、弊社には大手総合商社や外資系コンサルティング、金融機関や官公庁など、様々なバックグラウンドを持つメンバーが集い、「産業構造を変えていく」というチャレンジングなミッションの実現に向け、高い志を持って取り組んでいます。
<どのような組織風土?>
事業の性質上、メンバーは日本各地、世界各地に散らばってしまいますが、その中でいかに「個」の力を最大限に引き出しながら、共通のゴールを目指していくか、を常に考え、組織作りを行っています。
大前提としてメンバーを「公明正大なプロフェッショナル」として捉え、性善説に立ち最大限の裁量を与える「セルフマネジメント」を組織運営の原則としています。自分の仕事の意思決定は最終的に自分でする、というのが弊社の考え方です。
一方で自身の経験・知識だけで質の高い意思決定・実行ができるとは限りません。そこでセルフマネジメントとセットで、適切な他者から助言を受けることで「集合知を活かす」ことを義務として定めることで、主体的に議論を仕掛け、行動の質を高め、持続的に成果を生み出すことができる環境となっています。
また、メンバーが共通して持ち、体現することが求められる価値観として、「ニチノウバリュー」を下記の通り定めています。
「挑戦を楽しむ」: 革新性を追求し、自らの挑戦を通じて他者を盛り立てる
「実行にこだわる」: 現場を基軸とし、泥臭くとも最後までやり抜く
「共に創る」: ステークホルダーを魅了し、仲間にする
「チームで戦う」: 渦中の友を助け、他者の成長に貢献する
このニチノウバリューおよびミッションを全メンバーが腹落ちさせ、日々の活動に落とし込むことで、物理的に遠く離れて仕事をする中でも、「チーム」として一体感を持ちながら、前進を続けています。
こんなことやります
【募集背景】
・昨年よりタイでのフルーツ生産(いちごのハウス栽培)事業の立上を開始しており、大手事業会社とパートナーシップを組みながらより高効率な生産を目指し邁進しています。
・我々はただ単に栽培を実施しているわけではありません。前述の通り「品種」と「栽培技術」をパッケージした生産立上プログラムである「ハッピーセット」の確立・事業化を目指しています。特に栽培技術については、経験と勘による栽培ではなく、IoTを活用したデータドリブンの生産確立を目指しています。
・今回は初年度の実証が完了し、二周目の生産実証をより高速で回すため、事業として確立させるためのビジネス面での洗練を行う必要がある他、タイに次ぐ第2・第3国及びイチゴに次ぐ第2・第3の品目を調査・開発を進めるため、追加人材の募集を行いたいと考えています。また、事業を次のステップに引き上げてくれる海外生産事業全体を監督できるような将来的なマネジメント候補の募集も検討しております。
【ロールイメージ】
・タイ現地人材の生産マネージャーをマネジメントしながら、イチゴの圃場をノウハウが形式知化された横展開可能なマザーファームに引き上げ
・各種センサーから取得されるデータ分析を通じた栽培方式の継続的改善
・弊社内セールスチームと協働しながら圃場で生産された商品の出荷業務のリード
・イチゴに次ぐ第2・第3品目の調査、及び実証実験の設計及び運営
・タイでのイチゴ生産の他国展開の可能性の調査、実証開始等
【募集要項】
~必要な経験値~
必須要件
・農業に対して強い関心があり、何かしらの形で関わった経験のあること
・どのような領域であれ、1->10までの立上リード経験があること(例: 営業であれば販社の立上と安定化、生産現場であれば工場での生産ラインの立上と安定化、など)
歓迎要件
・農業法人における勤務経験
・海外駐在経験、海外長期滞在経験(都市部ではなく僻地)があること
~語学~
必須要件
・英語(ビジネスレベルが好ましいが、パッション優先)
歓迎要件
・タイ語/インドネシア語/ベトナム語
~人物像~
・弊社の目指す姿に共感し、すぐに目に見える成果が出なくとも、スケール後のより良い世界を見据えて諦めることなく歯を食いしばれる人
・困難にめげず、PDCAを回し、改善を積み重ねる姿勢
・価値観の違いを許容しながら、共通の目標に向けて巻き込む力を持っている
・自らが選んだことを信じ、寂しさにめげずにやりきる姿勢
~ロケーション~
・タイ チェンマイ郊外の圃場
※海外農業生産という事業の性質上、所謂大都市中心部ではなく、都市郊外での勤務かつ、日本人メンバーも少数となるため、そのような環境でもめげないハートの強さが大事になります
※※東南アジアを中心に将来的な配置転換(タイ→インドネシアなど)の可能性があります。また国内の農業事業への転換も可能性がございます。