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職務内容


海外営業職のインド担当として、当社製品が現地の水質基準に対応していることを示すために、データを収集しました。そして、現地大手建設会社との交渉の際、そのデータを提示することで信用を獲得し、その後の営業活動を円滑にしました。インドでは下水処理が社会的課題になっており、製品需要はありましたが、欧州の競合他社が人気で、投資に見合う売上の拡大が必要でした。私は、現地代理店を通じて当社の製品に出たクレームの種類、他社製品の特徴などを収集しました。結果、厳格な日本基準に基づく製品という当社のPRは効果的ではないこと、他社は他の途上国での販売実績を強みにしていることが判明しました。そこで、実際に水を採取し、現地の研究機関で分析することで、基準に対応していることを現地目線でPRすることにしました。一方で、現地機関は、分析能力にばらつきがあり、信用できない状態でした。正確な分析を行える機関を判断するために、日本の調味料を混ぜたサンプルを分析依頼することで、各機関の能力を判断しました。結果、正確なデータを設定期限の3か月以内に収集することに成功し、インドの環境に適した製品として信用され、売上改善を行えました。


3か月で教育マニュアルを作成しました。元々、教育体制が未整備で、私は他部署に積極的に連絡し、誰が何の目的で書類が必要になるかといった業務フローを自分で把握していました。そして、新入社員向けに業務フローが無ければ、効果的な教育体制が築けないと危機感を感じ、自発的に作成しました。その際、資料を動画化させ、視覚的に分かりやすくする等、新入社員がストレスを感じずに知識を得られるように意識しました。また、同時に余分な手続きを省略しようと、各部署の業務や曖昧点をレジュメにまとめ、担当者を集めて話し合いました。結果、作成したマニュアルは、新入社員教育を効果的にしたと同時に業務を効率化させました。