1
/
5

ASDはアレルギー疾患?

 発達障害は個性だと言う人がいますが、それは誤りです。出来る事が少ないために1つの事を伸ばしたり、こだわっているうちに上達する事はあると思いますが、たいていは努力と経験があるだけで才能ではありません。また、AD/HDの発想力は酔っていたり寝起きであれば誰でも真似することが出来ますし、発達障害の人間が原因で起きる社会的不利益は「障害」以外の何物でもありません。
 発達障害が障害であると言う証拠に、発達障害は炎症が多いと言う事が挙げられます。

 元々、ASDは脳内の炎症が原因であるという説もあります。そして発達障害には何故か腸の炎症を起こしている人が多く、私もその一人です。
 このように体の中がいつも炎症しているため、人よりとても疲れやすいです。
 そのために多くの休養と栄養を必要とするのですが、世の中の栄養療法や東洋医学を試しても決め手に欠ける印象があり、体調は良くなったり悪くなったりを繰り返していました。
 しかしある日、インド医学「アーユルヴェーダ」の本を読んでいたところ、私のような「ヴァータ」と言うタイプにはオメガ3のような魚油よりもごま油などのオメガ6がよいと書いてありました。私は今まで様々な健康情報からオメガ3ばかり気にしていて、思えばオメガ6脂肪酸は摂れていない事に気が付きました。そこで普段使う油をごま油に替えてみた所、動悸などが改善したと感じました。今まで、鉄分サプリや亜鉛サプリ、ビタミンサプリ、マグネシウムなど様々な栄養補給をしてきましたが、油の大切さについてあまり考えていなかったように思いました。

 私は将来、可能であれば、今までの経験を生かして、医師も匙を投げるような難病や自律神経失調症、未病などを、アーユルヴェーダや漢方薬、リンパケア、薬膳、そして栄養学などの知識を使って緩和させられるような仕事に就きたいです(経絡治療は、国家資格が必要なので諦めます)。栄養学とリンパケアの2つを包括した医学であるアーユルヴェーダは、炎症の治療にとても効果があると感じており、発達障害の改善にも活用できるのではないかと考え、今非常に興味を持っています。