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中村慶彦の取扱説明書

コミュニケーションのスタイル

1on1MTG

コミュニケーションは1on1で行うのが好きです。結論ありきでモノを考えるのは苦手で話しながら結論が変わっていくことがしばしばあります。そのため、急におかしなことを言い始めたと思われることもありますが、ライブ感のあるアイデアにしか価値がないと思っているので、具体的な話が好きなので、1on1でのコミュニケーションを好んでいます。

1on1はMTGは週次から月次の間で定期的に開催した方が効率がいいと思っています。課題意識、目標、手段、成果といったことを具体的にイメージできる状態を維持する、そしてその実現の計画を立てる、失敗する、再度チャレンジするという繰り返しが成長するための古典的でもっとも有効な手段だと思っています。

自己反省的な話は苦手です。未来の話が好きですし、明るい話が好きです。そういうことを思いついた時はすぐにでも話しかけて欲しいですし、僕から話をし始めてしまうので、相手をしてくれると嬉しいです。

チームMTG

朗読形式のMTGは苦手です。数字は強い方なので、途中からだいたい先に進んでしまい話し手の話が耳に入らなくなってしまいます。また、そこから別の類推を初めてしまうので、気をつけてはいますが時として話し手にとって不愉快な態度を取ってしまうことがあります。

より身近な内容を伝えて欲しいと思っています。情報はそれが一般的でないときにより重要な意味を持つと考えていますので、「コロナ禍で業績が前年度と比較して云々カンヌン」みたいな話よりは「ある顧客A社の案件で、●●□□というおかしな事象が発生しました。」という情報の方が気づきが多いと思っています。


利用ツール

メールでの連絡は可能な限り避けて欲しいです。Gmailの仕様でフォルダ分けが出来ないので日々の膨大なメールの中で埋もれてしまうことがよくあります。何より、メールでの対応で起きがちな「全員へ返信」でのメールはほとんど見ていないので重要な連絡の際は必ず避けてもらえればと思っています。

Slack等のチャットツールでの連絡は短い文章でもらえると助かります。一応、Slackに関しては全てのやりとりに目を通していますが、文章が長いと確認に不必要に時間を取られてしまうので、出来れば端的に内容を表現してもらえると嬉しいです。

電話でのやりとりは喜んで受け取ります。相手の時間を奪うから電話は良くないと言われがちですが、情報は臨場感を持つことで精度を増すと思っているので、緊急な件や重要な件は遠慮なくいつでも電話してもらえればと思っています。

テレビ会議は人数制限を設けて欲しいと思っています。傍観者ポジションを形成しやすいというところにテレビ会議の課題があると思っています。ですから、可能な限り少人数で論点を絞って使う分にはいいと思いますが、アイデアの拡散を行う際はやはりライブ感のある対人での会議の方が優れていると思っています。

マネジメントのスタイル

楽観主義

僕のマネジメントスタイルで一番の特徴はとても未来を楽観的に考えるところです。多くの方が思うよりもおそらく、だいぶ、楽観的に物事を考えています。そのため、悲観的な事象を無視しがちなところがありますので、現場から見ると少し現実離れしているように見えてしまうことがあると思っています。

経験的実証主義

大げさな話とか、すごそうな話、あまりに簡単に抽象化された話というのがとても苦手です。物事は複雑でカオスでとてものことじゃ理解不能で、それでいて結果的にはなんとなく腹落ちするというぐらいに思っています。なので、なかなか理解できないし、やってみないと分からないくらいの話じゃないと「嘘くせーな」と思ってしまいます。

アウトプットファースト

基本的に何事もやってから考えます。インプットすべき情報の感度をあげるにはアウトプットすることに限ると思っています。特にビジネスの世界では大変有難いことにアウトプットを先行させて損することがほぼないと思っているので、取り敢えずなんでも食べてみて、その上で考えます。

021

0を1にするところに醍醐味を感じてしまいます。一方で8くらいまでいった事業を継続的に改善をかけることはあまり得意ではありません。拙速が事業の良さを壊してしまうリスクがあるので、そういう際は建設的な批判をしてもらえると嬉しく思います。

オペレーションへのアプローチ

事業=オペレーション

全ての事業はオペレーションだと思っています。床屋さんからIT開発からロケット事業まで全てオペレーションの良し悪しが事業の命運を握ると考えています。ですので、オペレーションが最も、完全に、完璧に、一番重要です。

オペレーションの作り方

最高のオペレーションの作り方は一つだけだと思っています。日々改善。オペレーションに特効薬はありません。特効薬っぽいことを言っている人はたくさんいますが、絶対にありません。どこまでオペレーションにこだわれるか、すなわち、事業にこだわれるか。事業の神様はオペレーションの細部に宿る。

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