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私のモットー【楽しんで仕事をする】

【楽しんで仕事をする事】

これが、私が社会人になって大切にしていた事です。

これが簡単なようで難しい。みなさん、そう思いませんか?


入社して6か月の時、一番初めの上司から

「仕事で何をやっている時が一番楽しい?」

と聞かれたことがあります。

その時は、毎日何時間も残業で、休日は寝る事しか楽しみが無く、仕事に追われている日々でした。

学生から社員になる壁で、こんなにも大変なのかと、つまずく人は少なからず居ると思いますが

私もその一人だったと思います。殆どそうなりかけていました。

自然と周りと比べてしまい、なんて自分は情けないのだと、なぜ自分は他の同期の様に出来ないのだと、

自問自答の毎日でした。

学生の頃にOB訪問した時に、「新入社員の時の気持ちなんて忘れた」という人がいるかと思いますが、

かっこつけているだけで、本当はみんな苦労されているんだと、その時に気づかされました。

その時に上司との一対一の面談。

普段は全く話さない、私を認識しているのかすら危ういくらいの上司で、

すごい怖く、恐れていた上司です。

その時に言われた一言で、私は楽しく働こうと思い始めました。

『仕事で何をしている時が一番楽しい?よく考えろ。

俺(上司)や先輩社員は、お前を苦しめるようなことや、難しいなと思わせる事ばかりを指示してくるだろう。

だから、楽しい事は自分で生み出さないといけない。

どんなに辛くなろうとも、その楽しい事ではだれにも負けない。そうなればきっと仕事が楽しくなる』

そう言われてから、何が楽しいか考え始めました。

そして自分自身で気づき、それを極めたんです。

それが私にとっては「相手にとって私と話した時間が有意義だったと思わせる事」でした。

フロント、ロビーで働いていた時は、1番話しかけやすい存在であり続け、

いつ何時、どんな質問をお客様からされても

より良い情報であったり、期待値を超える提案を行いました。

また、夕食サービスを担当したお客様が帰館されるとき、こっそり手紙を渡すなど

業務的ではなく、私しか出来ない事を見つけ、良い印象を残し続けました。

このことは、他の人には重荷に思うかもしれませんが、

私にとっては価値のある時間で、価値のある自分自身を試す場で、最高に楽しい時間でした。

そうしたおかげで、私はスーツを着ているにもかかわらず(客室係ではない)

お客様よりお褒めのアンケートが毎月必ず届く新入社員になりました。

このことは、自分自身の存在価値につながり、他の社員と比べても絶対に負けたくない力になりました。


皆さんの中にもきっと、良い面・悪い面は置いといて、上司からの印象に残るお言葉があるかと思います。

それはきっと、学生には分からない。

そしてそちらの会社に入社し、その時、その温度、その境遇でしか味わえの無い事だと思います。

「あの時はああだった」とか言う方がそのいい例ですね。

それは今の貴方にどのような影響を与えているのかは分かりませんが

少なからず、心の引き出しに入っている事でしょう。


私は今、転職活動中です。

次の職場へ行っても「楽しく働く」為に、自分にしか出来ない事を探すつもりです。

いつか必ず小説家になりたい、その為に記事を書く仕事探しています。


この記事はだれが読むのでしょうか。

分からないですが、一人でも多くの人に見て頂きたい。そう思います。

以上、私のモットー【楽しんで仕事をする】でした。

Thank you for reading!