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新人UIデザイナーとエンジニアのための、デザインで即戦力になるための4つのトレーニング

(この記事はテクニカルクリエイター.comからの転載です)

4月になり、新卒で会社に入られた方や転職して新しい環境に移られた方がたくさんいらっしゃると思います。おめでとうございます。今回の記事では、新たな環境でUIデザインに取り組むデザイナーの方や業務でデザインの知見が求められるエンジニアの方に向けて、即使える知識やセンスを磨く方法をまとめてみました。

デザインの基礎、4大原則を知る

デザインの4大原則は、『ノンデザイナーズ・デザインブック』という本に書かれている重要なキーワードです。この4つを組み合わせることによって、誰にでもカッコイイ資料やWebサイト、アプリのUIを考えることが可能です。それが以下の4つです。

・近接

・整列

・強弱

・反復

ふだんの生活の中でこの4つを意識しながら色々なものを見てみると、それを作ったデザイナーの意図が感じられるようになってくるでしょう。

プラットフォームが用意しているガイドラインを熟読する

AppleやGoogleはそれぞれアプリを作る際のガイドラインを用意しています。このガイドラインはアプリを制作するにあたって大変重要なことがたくさん書かれています。デザイナー・エンジニアだけでなく企画者やマーケティング担当者にとっても必読のドキュメントです。特に『iOS Human Interface Guidelines』はUIデザインの教科書とも言えるような存在です。

・iOS Human Interface Guidelines

・Material Design Guideline

・Windows デスクトップ用アプリケーションの設計

良いデザインのアプリをたくさん見る

いいUIのアプリを、とにかくたくさん見ること。何を見ればいいかわからない、という方はまずはこんな本から読んでみてはいかがでしょうか?

UI GRAPHICS ―世界の成功事例から学ぶ、スマホ以降のインターフェイスデザイン

たくさんのアプリの事例が1冊にまとめられたものです。

iOSの様々なUIアニメーションの事例をまとめた「Capptivate.co」というサイトや、クオリティが高い縦長いサイトをまとめた「MUUUUU.ORG(ムーオルグ)」などもオススメです。

写経。ひたすら真似をしてみる

これは…!と思うデザインを見つけたらひたすら真似してみましょう。最初はツールの使い方に四苦八苦することになると思いますが、慣れてくるとデザインを分解し製作者がどういう意図でデザインを組み立てたのか考えることができるようになります。

おまけ

もしも制作チームや会社内での人間関係に悩んだら、この本を読んでみてください。特に社会人1〜2年目ぐらいの方におすすめです。

Webデザイン・コミュニケーションの教科書

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