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法律実務発展のリーダーとなる人材を輩出できるプラットフォームを目指す!

はじめまして、SAKURA法律事務所の代表弁護士の道下剣志郎と申します。

私は、出身事務所である西村あさひ法律事務所が大好きで、この国内最大手の法律事務所で一つずつステップを登っていくキャリア形成も非常に魅力的でしたが、日々の業務で多くのお客さまと接するうち、自分自身のお客さまを持ち、自ら案件や仕事を創出していきたいという思いが膨らんでいきました。同じ志を持っていたのが宮本弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所出身)。彼となら、一緒に挑戦していけると考え、不退転の覚悟で独立しました。

事務所設立時のクライアントは、ほぼゼロで、士業のつながりや友人の紹介などから、少しずつクライアントを増やしていきました。

私も宮本弁護士も、出身法律事務所で厳しく鍛えていただいたおかげで、企業法務については、コーポレート、ファイナンス、M&A、争訟、危機管理、最先端法務など幅広い分野に関して、上場企業、ベンチャー・スタートアップ企業と規模を問わず、対応可能です。また、即戦力として入所してくれた信頼する弁護士のおかげで、さらに多様なナレッジが蓄積できたことも当事務所の強みとなっています。順調に拡大を続け、2023年1月時点で、弁護士10名、ほか士業2名の体制となり、企業法務のほとんどの分野・案件でメンバーアサインが可能になりました。

そして私は、新たなプラクティスをつくることに、真剣に取り組んでいます。その一例が、私が注力するメタバース、Web3、NFT、DAOといった新法務分野です。

私は、特にメタバース分野に力を入れており、内閣府知的財産戦略推進事務局より、「メタバース上のコンテンツ等をめぐる新たな法的課題への対応に関する官民連携会議」の有識者に選定されました。

この官民連携会議の設置の趣旨は、メタバースの発展に伴う仮想空間上のコンテンツ創作・利用等をめぐる新たな動向に鑑み、それらがもたらす新たな法的課題に対応するため、民間関係者、有識者、政府関係者等による連携会議を設置し、課題把握及び論点整理を行うとともに、必要に応じて官民一体となったルール整備等を推進することにあります。

また、私は、メタバース上のコンテンツ等をめぐる新たな法的課題への対応に関する官民連携会議に設置された第三分科会に所属し、仮想オブジェクトやアバターに対する行為、アバター間の行為等をめぐるルールの形成、 規制措置等の取扱いについて、①問題事案の発生防止・事後対応、②プラットフォームを横断して生じる課題への対応 、③行為規制・刑罰法規等の取扱いについて検討しております。

さらに、私は、KDDI、東急、みずほリサーチ&テクノロジーズ、渋谷未来デザインが組成する「バーチャルコンソーシアム」に参画し、経済産業省と連携を取りながら、「バーチャルシティガイドライン」を策定しました。このように、私は、メタバース関連の法整備を前進させるための一翼を担っています。

これらには、メタバース関連法整備の土台、立法の礎になればという思いで取り組みました。私は、SAKURA法律事務所の設立当初から新しいプラクティスをつくることを使命として邁進してきましたが、それは単に弁護士としての自分の興味からではなく弁護士の職域拡大と弁護士のための市場創出につなげたいという思いがあるからです。今はAIやブロックチェーンなどの技術革新、グローバル化の進展、高齢社会の到来など、時代の転換期です。私たち弁護士がしっかりとしたルールをつくり、うまく舵取りしていくことが大切だと思っています。

このように、私の事務所では、新しい挑戦を阻まず、積極的に勧め/進めていきます。

例えば、砂川祐基弁護士は、eスポーツを趣味としています。それを聞いた時、『ただのゲーマーで終わらずに、eスポーツを得意分野とする弁護士になれ』とすぐにアドバイスをしました。その後、私はあらゆるお繋がりを活かさせて頂き、記事執筆や講演会の開催を出版社などにかけ合いました。砂川弁護士にとってゲームはライフワークであり趣味の領域だったので、『本当に事務所の仕事にしていいんですか!』と驚いていました。講演会などはまだまだプロボノの一環ですが、それも『どんどんやってください』というスタンスです。

本人がやりたいと思ったことは、リスクを取って挑戦させるのが、私の弁護士としてのポリシーです。

その一方、先人の先生方が築いてきた弁護士業界の伝統を重んじながら新しいことに挑戦する姿勢は忘れません。そんな伝統と創造のバランス感を、当事務所では大切にし、仕事に臨んでいます。

最後に、私は、好奇心旺盛な人とこれからも知的好奇心を探求しながら仕事がしたいと思っています。世の中の様々な事象にアンテナを張り、自らの仕事に役立てられる人と働きたいと思っています。そんな仲間とともに、伝統的な分野にも、新しい分野にも、真摯かつ果敢に挑戦し続けたいと思います。

是非とも興味を持っていただきましたら、いつでもご連絡をお待ちしております。