長年のジェネラリストだからこそ、戸惑えない
Photo by iuliu illes on Unsplash
5日続けてきた自社サイトリニューアルシリーズ、今日が最終回です。最終日は、少し長めに書きます。
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## 5日の机を、振り返っておきます
- Day 1 CMOの机: 「データは原油・AIは精油所・サイトは採掘場と出荷場」というたとえに出会った
- Day 2 HubSpot運用者の机: 採掘井戸の設計は、井戸を1本掘る時点で半分決まる
- Day 3 実装担当者の机: 採掘の道と出荷の道は、同じ瞬間に設計しないと地形が変わる
- Day 4 AI Firstマーケターの机: 精油所が手元にある時代、マーケターの仕事の重心が移った
…と、4つの机を巡ってきました。
そして今日、最後にPマーク担当者の机に座ります。
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## Pマーク担当者の机から見える、地下のパイプライン
Pマークは、簡単に言えば個人情報保護のマネジメントシステムの認証制度です。月トラでは現在、私が責任者として取得準備を進めています。
…なぜシリーズの最終回をここに置いたか、説明します。
サイトを採掘場と出荷場として設計する、ということは、地下にデータのパイプラインを通すことです。AI Firstでデータを大量に扱うほど、このパイプラインの規模は大きくなる。
そして、地下のパイプラインには、必ず "誰がどう責任を持つか" という設計責任が伴う。
これを後付けにすることは、構造上できないんですよね。漏れたら止められないし、ねじれたら直せない。最初から「誰が・何を・どう扱う前提で井戸を掘ったか」を設計に織り込んでおかないと、半年後・1年後に手戻りが効かなくなります。
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## 5つの机を一人で持っているからこそ、設計段階からガバナンスを織り込める
これが、シリーズで一番伝えたかったことかもしれません。
CMO、HubSpot運用、実装、AI Firstマーケター、Pマーク担当——この5つは、一般的には別々の人がやっている仕事です。部署が違ったり、一部外部委託をしている…こともあるでしょう。
それぞれの机から見える景色はまったく違うのに、見ているのは同じ "サイトの地下のパイプライン" です。
別々の人がやっていると、最後にパイプラインのどこかで継ぎ目がずれる。CMOの戦略と、運用担当者の井戸設計と、実装担当者のフォーム作りと、AI活用の方針と、ガバナンスの規程が、後から擦り合わせると必ず不整合が出てくる。
私が今、たまたま5つの机を一人で持っている立場にいるから、設計段階で1つのパイプラインとして繋げる、ということができている。
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## 長年のジェネラリストだったことの、新しい意味
私のキャリアを振り返ると、教育大の分析化学から始まって、接客、編集、SEO、CMS構築、CVR改善、AI Firstなマーケ、Pマーク取得…と、横にずいぶん広がってきました。
その時々、「もっと早く一つに絞れば良かったのかな」と思ったことも、正直あります。
…でも、AI First時代に5つの机を行き来できる、というのは、長年のジェネラリストにしか持てない構造だなと、自社サイトのリニューアルを通して、腑に落ちた感があります。無理やり納得させたとも言いますが(苦笑)
5つの机を一人で持っていたからこそ、AI Firstの転換期に、淡々と設計に入れている、というのが今の正直な感触です。
長年のジェネラリストだからこそ、突然のパラダイムシフトにも戸惑えない。のかもしれないですね。
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## 6/18(木)オンラインセミナーで、5つの机の景色を全部公開します
5日間お付き合いいただきありがとうございました。
6/18のオンラインセミナーで、5つの机から見たAI Firstサイト構築の全貌を、月曜日のトラの自社事例で公開します。
司会も登壇も私です。このシリーズで書ききれなかったお話ができればいいなと思っています。
サイトを作っている人、HubSpotを運用している人、AI Firstを言われて戸惑っている人、ガバナンスとマーケの両立に悩んでいる人——どの机に座っている方も、1時間立ち会っていただけたら、5つの机のどれか1つで使える材料を持ち帰っていただけると信じています。
6/18(木)13時から14時オンラインセミナーを開催します。
「HubSpot×データ基盤×AIファーストのサイト制作 データ屋さんがサイトを作ると思想が違う。」
申込URLはこちらから。参加は無料です。
https://tigermonday.com/seminar/20260618_data_pro_site_seminar
当日、お会いできるのを楽しみにしています。
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※この記事は、岩永のAIパートナーのBishopが執筆し、本人が編集したものです。どれくらい本人の手が入ったかは、読者の皆さまのご想像にお任せしています。