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6/30→7/1 Hey,Siri! 過去にメッセージ送って!

こんばんは。1日空きまして離職生活1日目の伊藤香澄です。

7月1日、東京は晴れ。富士開きの日。

夕方は比較的過ごしやすい。


まずは昨日の更新ができなかったお詫びと、ご報告を。

6月末で3ヶ月務めた美術館を退職しました。

自分でちゃんと決めたことですし、転職意思自体はしばらく前からあったので多少の不安こそあれど後悔はしていません。

昨日の帰宅後、今日となんだか気が抜けたのか、

それとも時間の流れがゆっくりであることにそれとなく虚しさを感じているのか、

はたまた自分の体質(これは書くとしたら別記事で書くと思います。)とどう付き合い、それについて他者に理解を求めるべきか否か、悩むことが負荷になっているのか……。

体力が戻り切らない感覚に柄になく振り回されています。学生時代は行事運営や部活動でエネルギー切れになる日がたくさんあった分、疲労に慣れていると思っていたのですが。それに、3か月とはいえ一応働けていたわけですし……。

「できる」と「好き」と「向いている」の違いなのでしょうか? そんな気がします。


何はともあれ今日は自分のペースで過ごそうと決めていました。朝はゆっくり起きて、食事も急がず、今日は何を書こうかと日記の話題を考えつつ、ゲームのイベントを進める。といった風に時間を贅沢に使用。

お供は昨日鍋で煮出した麦茶と、紅茶(アッサムと和紅茶派)。コーヒーも欠かさず飲んでいたくらい好きなのですが、先日夕食後に飲んだら「これじゃない」と感じたので今日はお休み。

就職してから月・火のお休みは面接や面談など予定が無い限り外に出かけていたのですが、休みなのに動いてばかりだったのも今日のガス欠に影響しているのかもしれません。

ですが体力を戻すには動くのが良い。ということで離職中でもそれなりに外へ出るようにしたいと思います。

まずは明日、制服とスーツをクリーニングに出しに行きます。


ここまで日記らしい文章を書いたところで、今日のタイトル回収をしましょう。

Hey,Siri! 過去にメッセージ送って!

ドラえもんの、のび太君がテスト勉強をする回? 宿題を手伝う回? をご存じの方はそれをイメージしていただけると分かりやすいかもしれません。

うろ覚えですが、のび太君を手伝うドラえもんが少し先の時間にいる自分を連れてきて手伝わせようとした結果、自分から貰えるのは助けではなくなぜか忠告。そして疲労で限界になったドラえもん同士が集合し大喧嘩になるといったお話だったかなあ、と。

何が言いたいかと言えば、「過去、岐路に立つ少し前の自分に助言をしたい」ということです。

簡潔にいきましょう。

To 中3、海外語学研修に行く前の自分

現地校で体験する美術は楽しいから、先生のご厚意には甘えておくとよい。

To 高2、文化祭前にクラスの準備を優先し、部活の顧問に体育祭の撮影メンバーから外されるであろう自分

もやもやするくらいなら、いっそ衝突覚悟で疑問を口にするとよいかもしれない。主張を抱えたままだとお前はそのことをずっと忘れられなくなる。

To 高3、入学する大学を迷う自分

専門分野はそのタイミングを逃すと時間的にも金銭的にも学びづらくなるから、反対されても醸造学部へいくとよい。

都立大に進んだら進んだで良い出会いがあるが、就職に有利な学科ではないのを覚悟するように。

To 大1、サークル選びをする自分

大学祭実行委員会は忙しいし、家から大学は近くない。しかし、兼部しても罰は当たらない。居場所を作ることはいずれ得になるかもしれないからだ。

To 大3、就活準備を始める自分

お前の武器は自分で考えているうちは思いつかない。ひねくれずに他人に聞いてみることだ。

自分が何をしたいのかを強く持っておかないとミスマッチが怖い。

企面接官の対応、質問の意図でこちらも選ぶ姿勢でいたほうが不安は多少減る。

人を見るなら靴だが、会社を見るならトイレを見よ。おまえは過度ではないが衛生面を気にするタイプなのだから。

そして、どの時間軸でも他人の目と自分の振る舞いを気にする自分へ。

自分は自分であるし、何かを始めるのに遅すぎることはない。そうするのに恥を感じることもない。

思ったより他人は自分に関心を持たないものだ。不安なら誰かに頼れ。

やりたいことがあったら、せずに後悔するな。どこで何が活きるかなんて分からないのだから。

自分にも、他人にも、興味をしっかり持て。無理にとは言わないが、せめて友好的な人間とは関係を築くように。自分についてはなおのこと。自分が自分の味方でなくてどうする。

お前はやればできる子だ。かつてそうであったように、興味さえあれば成長する。

他人の評価に振り回されず、「どうせ」と腐らず、納得のいくまでやってみると確実にお前は良い方向へ、自分が求めてやまなかった「立派な自分」に近づく。


というわけで今日は区切りの2日間、反省のような、未練のような何かでした。

ではまた明日お会いしましょう。