川原 雅友

一番大きなターニングポイントは、2020年に社長になったタイミングです。MVVを作ったり、色々な制度を整えたりしました。中でもMVVの策定にはとても時間と労力をかけました。会長とも何度もケンカしましたが、しっかり考え抜いたことで自分たちが何者でどこを目指していくのかをはっきりさせることが出来たと思います。

東京に事務所を作ることになり、私に辞令が出ました。 当時東京で知っている会社は3社しか無く、取引先は0の状態からのスタートでした。事務所も雑居ビルのほんの一角のスペースでした。 東京での営業は、まず土地勘が無いことに苦労しました。電車の乗り換えも分からないので移動するのも大変でした。

ある時和歌山に呼び戻され、CCＫのお手伝いから始めることになりました。 とはいえ父（現会長）は家庭で一切仕事の話をしない人だったので、入社するまで何の仕事をしているのかすら知らなかったです。 CCKではまず仕分け作業やデータ入力の現場作業から始めました。