20年以上営業一筋だった私が、現場を変えるシステムを独学で作った話
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私は現在、フリーランスとして
小規模事業者の方に向けて、
・業務改善
・DX推進
・Excel/スプレッドシートを活用したシステム構築
・経営数値の見える化
・業務効率化支援
などを行っています。
ただ、もともとは20年以上、営業一筋でした。
そんな私が、なぜ独学でシステム開発を始めたのか。
そして、なぜ今も「現場で使われ続ける仕組み」にこだわっているのか。
その原点になった経験を書いてみたいと思います。
目次
「もう自分がやるしかない」
外部システム導入も失敗していた
営業しかやってこなかった私が、独学で開発を始めた
一番大切にしたのは「現場の声」
システムがもたらした変化
■ 確認電話がほぼゼロに
■ 納期回答が早くなった
■ 現場のストレス軽減
今でも大切にしていること
現在の仕事について
「もう自分がやるしかない」
そう思ったのが、
システム開発を始めたきっかけでした。
私は大学卒業後、大手住宅建材メーカーで14年間営業を経験し、その後、中小の金属加工会社へ転職しました。
転職して最初に驚いたのは、
“手書き文化”でした。
工場への製作指示はすべて手書き。
進捗確認は電話。
営業がお客様から納期確認を受けるたびに、工場の担当者へ電話をかけ、状況確認をしなければなりませんでした。
しかも、工場側も常に余裕があるわけではありません。
・営業からの電話で毎日作業を止められる
・短納期案件が頻繁に入る
・前工程の遅れが後工程へしわ寄せされる
現場も営業も、常にストレスを抱えていました。
外部システム導入も失敗していた
実は、私が入社する前に、外部システムを導入したこともあったそうです。
ただ、
・現場の要望が反映されていない
・使い方が難しい
・入力が定着しない
という理由で、ほとんど使われていませんでした。
その時に強く感じたのが、
「システムは導入するだけでは意味がない」
ということでした。
どれだけ高機能でも、
現場が使えなければ意味がない。
逆に、多少シンプルでも、
現場で使われ続けることの方が圧倒的に大事。
これは今の仕事でも、常に大切にしている考え方です。
営業しかやってこなかった私が、独学で開発を始めた
当時の私は、プログラミング未経験でした。
ただ、
「誰かがやるのを待っていても変わらない」
そう思い、
営業をしながら、独学でシステム開発を始めました。
最初は、本当に手探りでした。
本を読み、ネットで調べ、
エラーが出たらまた調べる。
その繰り返し。
まずは手書きだった製作指示書をExcel化し、工場の各工程にパソコンを設置。
作業完了を入力してもらい、工程進捗を一覧で見える化しました。
ただ、最初はほぼ手作業だったため、毎日早朝から深夜まで更新作業。
「このままでは続かない」
そう思い、さらにVBAやプログラミングを勉強して、自動化を進めていきました。
一番大切にしたのは「現場の声」
システム開発を進める中で、
一番大切にしていたのは、
「現場の声を反映すること」
でした。
営業だけで作ったシステムでもダメ。
管理側だけの理想でもダメ。
実際に使う現場が、
・どうすれば入力しやすいか
・どこに負担を感じるか
・何がストレスか
を理解しないと、定着しない。
だから私は、営業や工場の人たちに何度も話を聞きながら、改善を繰り返しました。
結果として、約1年かけて、社員全員が使う工程管理システムを完成させることができました。
システムがもたらした変化
完成後、現場には大きな変化が起きました。
■ 確認電話がほぼゼロに
進捗が見えるようになったことで、営業も工場も余計な確認業務が減りました。
■ 納期回答が早くなった
営業がリアルタイムで状況確認できるようになり、お客様対応も改善。
■ 現場のストレス軽減
工程状況が見えることで、作業の見通しが立ち、安心感が生まれました。
さらに社内アンケートでは、
「仕事環境が良くなった」
「このシステムがなくなると困る」
という声が多数。
工場や営業の方から直接、
「ありがとう」
と言っていただけた時は、本当に嬉しかったです。
今でも大切にしていること
この経験を通じて、
私は強く感じました。
DXや業務改善で本当に大切なのは、
「どんなシステムを入れるか」
だけではなく、
「現場で使われ続ける仕組みを作れるか」
だということです。
現場の負担を理解し、
入力しやすくし、
メリットを伝え、
運用まで含めて伴走する。
そこまでやって、初めてDXは定着する。
これは今のフリーランスとしての仕事でも、ずっと変わらない軸になっています。
現在の仕事について
現在は、フリーランスとして、
・業務改善
・DX推進
・Excel/スプレッドシートを活用したシステム構築
・経営数値の見える化
・業務効率化支援
などを中心に、
小規模事業者の伴走支援を行っています。
単なるシステム開発ではなく、
「忙しく頑張る人に、時間と安心を届ける」
ことを大切にしています。
そして、
「実際に現場で使われ続ける仕組み」
を、これからも作り続けていきたいと思っています。