「美容師を辞めた自分が、まさか美容業界を変える仕事をするとは思っていなかった。」
今振り返ると、本当にそう思います。
僕は美容専門学校を卒業後、都内の美容室に入社し、美容師として社会人生活をスタートしました。
美容師になることを目指して専門学校に入り、憧れていた世界に飛び込んだものの、最初の美容室は半年ほどで退職。
当時の自分には、明確なキャリアプランがあったわけでもありません。
「将来は経営者になりたい」
「いつか執行役員になりたい」
そんなことを考えていたわけでもありませんでした。
むしろ、美容師としてのキャリアを早々に離れた自分は、少し遠回りをした側の人間だと思います。
そんな自分が今、サロウィン株式会社の執行役員として、もう一度美容業界に向き合っています。
2021年、まだ何も整っていないSALOWINへ
2021年、サロウィン株式会社にジョインしました。
今でこそ全国に店舗を展開し、多くのビューティシャンに利用していただく会社になりましたが、僕が入社した当時は、まだまだ会社も事業も発展途上。
今のように部署や役割が細かく分かれていたわけでもありません。
だから、とにかく何でもやりました。
セールス、カスタマーサクセス、マーケティング、新規店舗開発。
「これは誰の仕事なのか?」を考えるより、「今、会社に必要なことは何か?」を考えて動く毎日でした。
当然、最初から全部できたわけではありません。
むしろ、できないことの方が圧倒的に多かったと思います。
失敗もたくさんしました。
それでも、自分の中で一つだけ大切にしていたことがあります。
チャンスが来たら、まず手を挙げること。
自信がついてから挑戦するのではなく、まずやってみる。
できなければ勉強する。
わからなければ聞く。
失敗したら、次はどうすれば成功するのかを考える。
その繰り返しでした。
気づけば担当する仕事はどんどん増え、見る範囲も「自分の仕事」から「チーム」、そして「事業」へと広がっていきました。
現在は執行役員として、事業や組織の成長に向き合っています。
「優秀だったから」ここまで来たわけではない
ここだけ読むと、順調にキャリアアップしてきたように見えるかもしれません。
でも、自分自身は決してそう思っていません。
自分より頭の良い人もいる。
自分より営業ができる人もいる。
自分よりマネジメントが得意な人もいる。
では、なぜ自分がここまで多くのチャンスをもらえたのか。
振り返ると、答えはシンプルです。
「やります」と言い続けたから。
会社が急成長していると、昨日まで存在しなかった仕事が突然生まれます。
当然、誰もやったことがありません。
マニュアルもない。
正解もない。
教えてくれる人もいない。
そんな時に、
「経験がないのでできません」
ではなく、
「やったことはないですが、やります」
と言える人には、次のチャンスがやってきます。
これは、SALOWINに入って一番実感していることかもしれません。
役職が上がるほど、現場から離れたくない
今でも仕事で大切にしているのが、「手触り感」です。
SALOWINの仕事は、自分たちの意思決定が、ビューティシャンの人生に直接つながっています。
独立して収入が増えた。
働く時間を自分で選べるようになった。
家族と過ごす時間が増えた。
ずっと夢だった自分のお店を持つことができた。
そうした声を直接聞けることが、この仕事の大きなやりがいです。
もちろん、良い声だけではありません。
サービスに対して厳しい意見をいただくこともあります。
自分たちが「絶対に良い」と思って始めた施策が、全くうまくいかないこともあります。
でも、僕は成功体験と同じくらい、失敗体験に価値があると思っています。
なぜ使ってもらえなかったのか。
なぜ満足してもらえなかったのか。
何があれば、もっと成功できたのか。
そこに次のサービスをつくるヒントがあります。
だから、役職が上がっても現場との距離を遠ざけたくありません。
会議室の中だけで美容業界を語るのではなく、目の前のビューティシャンが何に困り、何を求めているのかを知り続けたいと思っています。
「すべてはビューティシャンのために。」
SALOWINには、
「すべてはビューティシャンのために。」
というミッションがあります。
僕にとって、この言葉は単なる会社のスローガンではありません。
自分自身が美容師だったからこそ、より強く感じるものがあります。
美容師、ネイリスト、アイリストなど、素晴らしい技術を持つ人たちが、もっと自分らしい人生を選べる業界にしたい。
所得を上げる。
労働時間を減らす。
独立する。
自分のお店を持つ。
組織に所属しながら活躍する。
結婚や出産などライフステージが変わっても働き続ける。
年齢を重ねても、大好きな美容の仕事を続ける。
どれか一つが正解なのではなく、一人ひとりが自分に合った働き方を選べることが大切だと思っています。
その「選択肢」を増やすことが、僕たちの仕事です。
次は、自分がチャンスをつくる側へ
僕自身、SALOWINでたくさんのチャンスをもらってきました。
美容師を半年で辞めた人間が、セールスを経験し、マーケティングを経験し、店舗をつくり、組織を任され、経営に携わる。
入社当時の自分には想像もできませんでした。
だから今度は、自分が誰かにチャンスをつくる側になりたいと思っています。
SALOWINには、完成された環境はありません。
会社が成長すれば、今までの正解が通用しなくなることもあります。
整っていないこともあります。
失敗することもあります。
でも、その分だけチャンスがあります。
年齢も、社歴も、過去の肩書きも関係ありません。
「やってみたい」と手を挙げた人に仕事を任せる。
任せた以上、本気で期待する。
失敗したとしても、そこから学んで次に挑戦する。
そんな組織でありたいと思っています。
僕自身も、まだまだ完成していません。
これからも知らない仕事に挑戦して、失敗して、学んで、昨日より少しだけできることを増やしていきたい。
そして、自分よりも若いメンバー、自分よりも優秀なメンバーがどんどん新しいチャンスを掴み、自分を追い越していく会社をつくりたいと思っています。
美容業界をもっと面白くしたい。
誰かの人生の選択肢を増やす仕事がしたい。
今の自分では想像できないくらい成長したい。
そんな人にとって、SALOWINは面白い場所だと思います。
僕も美容師を辞めたあの日には、今の自分を想像できませんでした。
だからこそ思います。
キャリアは、最初から正解を知っている必要はない。
目の前にやってきたチャンスに、勇気を持って手を挙げる。
その一歩が、数年後には想像もしなかった場所につながっているかもしれません。
次は、一緒にそんな挑戦ができる仲間と出会えることを楽しみにしています。