1
/
5

【シンガポールから学ぶ】何もないところから成功するための秘訣①

Photo by Hide Ishi on Unsplash

今回は、現在クラファンプロデューサーである”峯山政宏(みねやま まさひろ)”さんの著書『なぜ? シンガポールは 成功し続けることができるのか』についてご紹介します。

この本は峯山さんが執筆された本で、約50年前、東南アジアの国の一つであるシンガポールが、どうやって建国したのかや資源や産業、土地も乏しいシンガポールが、国としていかに機能することができたのか、マレーシアから分離独立した経緯などが書かれた本です。

事業や会社経営においても、この本に書かれている成功の秘訣は、とても役に立つ考え方として書かれています。
そんな誰しもが知っていると言われるまで発展したシンガポールについて書かれた峯山さんから学んでいきましょう。


なぜシンガポールは成功し続けることができるのか?

峯山さんが仰るシンガポールが成功した要因は以下の通りです。

  • 他力本願であること
  • 能力主義であること
  • 特徴的な教育
  • 共通語である英語での学習
  • 高性能な下水処理設備があること
  • 有名なマーライオンがあること

社会制度、教育、観光など、例に挙げただけでもかなり成功の要因が詰まっていると思われます。


なにもないからこそ成功した

しかし、そんなシンガポールが建国される前までは何もなかったそうです。
なにもない状態なのになぜ国として機能できたのか?皆さんも疑問に思うのではないでしょうか?

しかし、読み進めていくうちに、何もないからこそ一生懸命に思考を働かせたから成功したんだと気付かされました。

実はシンガポールという場所は、立地的にも輸出入の中継先として当時は利用されていたそうです。
それが功をそうして、うまく商売に発展させたと言われています。


政府が国民へ明るい未来を断言したから

もう一つ成功した要因として挙げるとすると、シンガポールの政府が国民に明るい未来を断言して、さまざまな施策を推し進めていったことが要因でもあるそうです。

政府が一枚岩になることで、バラバラだった民族が団結し、一つにまとまっていったと言われています。


まとめ

僕自身も会社を経営していますが、この会社にいると将来が明るいなと思うときに人は努力するなと思います。

トップが胸を張って明るい未来を断言する。
これはリーダーとしてとても大事な要素だと思います。
そのためにもリーダー自身が明るい未来を描いている必要があります。

経営をしていくうえで、成功の要因を分析することや、トップの考え方の前提を良くしていくというはとても大事なことですね。
とてもおすすめの本ですので、皆さんもぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこの辺で。


住谷知厚(すみたにともひろ)


<参考>
◆なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか

なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか
約50年前、東南アジアに1つの国が誕生した。 マレーシアから分離独立した"シンガポール"である。 だが、シンガポールは、自ら望んでその独立を果たした訳ではない。 資源も、産業も、軍事力も、人材も、土地も、何もないシンガポールは、マレーシアから追放される形で、無理やり独立させられてしまったのだ。 東京23区よりも少し広い程度のこの小国の前途は、余りにも多難に見えた。 ...
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AF%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%97%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B3%AF%E5%B1%B1-%E6%94%BF%E5%AE%8F/dp/4883929795/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1QG8YI7IP62GW&keywords=%E3%81%AA%E3%81%9C


1 いいね!
1 いいね!