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【成果の出る組織作り】うまくいっている組織が行っている仕組み化とは?!〜前半〜

Photo by ISO10 on Unsplash

今回は『リーダーの仮面』や『数値化の鬼』の著者の”安藤広大(あんどう こうだい)”さんの本である『人の上に立ち続けるための思考法 とにかく仕組化』を読んだ感想をお伝えします。

安藤さん以前にも僕の別ブログでもご紹介させていただきました。

『【とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法】「人」は責めるな、「ルール」を責めろ!』
こんにちは! 住谷知厚です。 僕はビジネスをするにあたって、日ごろから様々な媒体から情報収集をしていて、その中でも、本から得る情報を特に大事にしています!...
https://ameblo.jp/korokkedon777/entry-12830625903.html


識学」という考えに出会ってそのまま「識学」という会社を立ち上げた方で、人と会社を成長させるマネジメント方法として知られるようになったそうです。
僕自身が組織の上に立つ際に大切にしていることと重なった部分も多く、前半後半の2回に分けてご紹介します。


明確なルールで例外はなし!?

明確なルールで例外を作らないと言われると、そこまで厳格にルールを決めてしまうのかと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この本ではプロの登山家のエピソードが用いられており、大変分かりやすくてその必要性を感じました。

簡単に説明すると、「太陽がてっぺんに来るまでに頂上に着かなければ、その場で引き返す」という明確なルールを作るなどして頂上へアタックするそうです。
素人は太陽がてっぺんに来た時に、「あと少しで着きそうなのだから」や「せっかく来たからもったいない」と、感情のままに行動してしまうとのことです。

僕たちの仕事に置き換えると、仕事をする中では様々なイレギュラーなことが起こります。その際に、明確な優先順位やルールを先に決めておきます。
例外となることを減らし、選択に迷うことを少なくし、簡潔に仕事をできるようにしています。

目の前のことに集中し、一つ一つの仕事を効率よく行うことができている理由かもしれません。


責任と権限を見える化

皆さんは仕事を依頼するときにどのように依頼していますか?
この本の中では、権限が明確であることを自分が自由に動ける範囲が明確であり、誰に聞いても全員一致でこの人が決めることだと言える状態だと定めています。

この内容を読んでから仕事を依頼するときはどこまでの範囲で責任と権限を渡すのかを明確にするようになりました。
その結果、依頼した方から「営業でこういう交流会があるのだけど予算を出してもらえるか」など能動的に質問や行動が起こるようになりました。


リーダーとして会う回数を減らす!?

「人の上に立つためには、会う回数や時間を意識的に減らすことが重要」だと書かれています。
「打ち合わせは週1回にすること」や「30分以内に終わらせる」といったルールを作ることで、必要なことにだけに目を向けるようになります。

僕も嬉しいことに、大変多くの方々と仕事からプライベートまでやり取りをさせていただいています。
特に仕事仲間とミーティングをするときは20分ごとに次の人がドアを叩くよう伝えています。

そうすることで前の人もきっかり20分で終わり時間管理がしやすくなるし、話すことを明確にしてから来るようになりました。


最後に

今回はここまでです。
この本は今の自分にとても突き刺さる内容でした。

仕組み化するということは、つまりは”組織を長く繁栄させること”だということだと学びました。

ワクセルの活動も長期的な視点から組織を属人化させない仕組みを作り続けます。


住谷知厚(すみたにともひろ)

<参考>
◆とにかく仕組み化 | 書籍 | ダイヤモンド社

とにかく仕組み化
3千社以上が導入したマネジメント法・識学。「とにかく仕組み化」という考えを元に、ルールによって問題解決をする方法を伝授。
https://www.diamond.co.jp/book/9784478117743.html


◆ダイヤモンド・オンライン 安藤広大 | 著者ページ

安藤広大 | 著者ページ
安藤広大の著者紹介と、安藤広大が執筆した掲載中の記事一覧です。
https://diamond.jp/ud/authors/58abbd747765611bd0780500


◆マネジメントコンサルティングの識学

マネジメントコンサルティングの識学
株式会社識学は、独自のマネジメント理論『識学』で、経営者・マネージャー・部下、すべての社員が無駄なストレスなく、自らの役割に集中できる組織を作り上げ、よりよい未来と成長をもたらします。組織運営上の課題解決は株式会社識学にお任せください。
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