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長年スペシャリスト志向だったが、ゼネラリスト志向やマネジメント志向に変わってきた話

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筆者(私)はオウンドメディアの担当者で、これまでも制作会社でメディアの編集やコンサルティングを行ってきました。

【メディア運営】今後やりたくないこと、徐々にやらない方向にシフトしていきたいと考えていること【BtoBメディア】
私はBtoBのオウンドメディアの編集長をしているのですが、こんなメディア運営はしんどいなぁと思う内容を整理してみました。 これからオウンドメディアを立ち上げたいなーと思う方に役立つ記事になれば幸いです。よろしくお願いします。 ...
https://www.wantedly.com/users/17859149/post_articles/404421

そんな私は「メディアディレクションや編集業務」がコアの技術なのでスペシャリスト志向だったのですが、ここ数年The Model(ザモデル)のマーケティング組織に組み込まれて、メディアに関わらずコンテンツ全般を作成していくうちにマネジメント志向へと変化してきました。

その理由について説明しようと思います。
よろしくお願いいたします。

理由1:メディア制作のノウハウがマーケティング全体に使えると気づいたから
理由2:人とコミュニケーションをとることが苦にならない、マネジメント(人を育てること)が好きだから

※ここでのメディアとは私がメインで取り組んでいるオウンドメディアのこと。
コンテンツとは、オウンドメディアだけだはなく、顧客との接点を持つためのアウトプットすべてを指します。

※あくまで私の採用を検討されている方向けの文章であり、パーソナルな心境の変化を言語化したものになります。ご了承くださいませ。

理由1:メディア制作のノウハウがマーケティング全体に使えると気づいたから

ここ2,3年、The Model(ザモデル)式の組織名の中で働くうちに、メディアを作成するノウハウは、マーケティング全体のコンテンツに活かせると気づきました。

具体的には以下のようなコンテンツ施策について役立てることができます。

マーケティング
・リスティング広告、メディアを用いた潜在層とのファーストコンタクト
・リードをLPの作成
・SNSを用いた潜在層やとのやりとり
・メルマガを用いたリード育成
・ホワイトペーパーの作成

これらのマーケティングに必要な要素はすべてメディア制作のノウハウを活かすことができます。
”活かすことができる”と記載したのですが、The Model(ザモデル)式の組織名の中では、一貫した思考を持ち、皆で考え抜くことですべての施策の精度を上げることができるため、必須項目だと言えます。

”皆”の範囲についてですが、なるべくならマーケティングの部署だけではなく、CSやセールスに至るまで広い範囲の皆で考えた方がよく私自身は最近、それをリードできる存在でありたいと考えるようになりました。

部署を越えて、コミュニケーションを取りたい。
会社全体である程度意思統一したと考えたときに、ある程度自分のポジションが必要だなと思うようになりました。
この考えを持ったタイミングで自分が目指すべきはスペシャリストではなく、マネジメント層を目指すべきなのだなと思いました。


なぜ、メディア制作のノウハウが全体に役立つのかについて補足

メディア制作をするための第一歩は、自分と相手の理解です。
自分は何ができて、相手は何を求めているのかの研究です。

相手が何を求めているのかについて、一番考える部署はマーケティングの部署であり、その中で一番考えるのはメディア担当だと思います。(構造的に顧客との最初の接点になるのが広告とメディアであり、特に潜在層にアプローチするのがメディアなので)

顧客になりうる潜在層が何を求めているのか。
潜在層は検索してたどり着くので「検索意図」という言葉を使いますが、メディア担当はそれを徹底的に考え抜きます。
なぜ考える必要があるのかについて説明するならば、今はGoogleがだいぶ賢くなってきているので、この意図について一番考えてアウトプットした記事が上位表示されるようになるからだと回答になります。
よく、ドリル(見えてる欲求)と穴(隠れている欲求)に例えられますが、そこにどれだけ寄り添えるかを他社の担当者と競っているのがメディア担当なのです。

そしてそのプロセスでの思考を言語化し、それをチーム内ならびにチーム外にシェアすることは意味があると思っています。
現所属の企業でもエンジニアに対して新機能について提案をしたり、CSの部署が顧客とのコミュニケーションをするにあたって役立つデータをシェアしたり、できることから始めています。(本当はもっといろいろオープンにやりたいのですが難しいところもあります。)

理由2:人とコミュニケーションをとることが苦にならない、マネジメント(人を育てること)が好きだから

理由1が長くなってしまったので簡潔に。

部下の教育ならびに、他者と連携して仕事をすることが好きだということが最近わかってきました。
これは趣味の将棋であったり、学生時代に取り組んだテニスのダブルスであったり、1+1を2以上にする種目に取り組んでいたことも影響しているかもしれません。

また、何人かのマネジメントを受ける立場で感じたのは「部下が実力を発揮できるかについては、ある程度上司次第」だということです。
だからこそ、やりがいがある仕事だと思いますし、チャレンジしたいと思っています。

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