1
/
5

「全国健保」から「関東ITソフトウェア健保」へ変更できてよかった。同じ社保だけど、中身がちょっと違う「協会けんぽ」と「組合健保」

当社は今年の3月より「全国健康保険協会」から「関東ITソフトウェア健康組合」へ切り替えました。なぜ切り替えしたのはここで解説します。

まとめていうと、主に3つの原因があります。

その1、保険料が安い

一般保険料率、介護保険料率ともに、関東ITソフトウェア健康保険は協会けんぽよりも低い保険率となっています。



その2 付加金が給付される

病気やケガ、出産、死亡に際した場合、「健康保険」では一定の給付が行われます。

その給付内容は、法律で定められている給付(法定給付)と各健康保険組合が独自で行う給付(付加給付)とがあります。(協会けんぽには付加給付はありません)

・病気やケガをしたとき
・立て替え払いをしたとき
・在宅看護が必要なとき
・高額な医療費がかかったとき
・病気やケガで働けないとき
・移送費
・出産したとき
・亡くなられたとき

その3 保養施設・宿泊施設が充実している

関東ITソフトウェア健康保険組合が提携している約8,000件の保養施設・宿泊施設を格安で利用することができます。また、それぞれの宿泊施設に対し、1人1泊につき、上限額5,000円までの補助金が支給されるのも嬉しい点です。


これをきっかけでもっと社保の健康保険について、いろいろ調べました。


新卒就職や転職などのタイミングで給与、勤務地、休日数などと同様に気になる「福利厚生」。交通費支給や寮完備、海外研修アリなど様々なものがあります。よく求人票に「社会保険完備」と書いてありますが、この内訳を知っていますか?

社会保険完備は?

若干の違いはありますが、基本的には「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4つすべてに加入しているという意味になります。今回は一番基本的な大事な「健康保険」について解説してみます。

健康保険とは

ケガや病気で病院に行く際、「保険証」を提出することで治療費を補てんしてくれるものです。

家族や子供も一緒に加入できます。

社会保険と国民健康保険の違い

一般に「保険」と言うと「社会保険」と「国民健康保険」の2つが比べれられることがおおいですが、ではその2つの違いをきちんと理解していますか?

以下の表にまとめてみました。

通常加入している健康保険はいったい?

通常、加入している健康保険は公務員以外、普通のサラリーマンなら、主に3つの種類があります。

①健康保険組合連合会(健保連)

健康保険組合連合会(健保連)は、一定規模以上の社員(被保険者)のいる企業が設立する健康保険組合の連合組織として、各健保組合の活動を支え、保険者機能の充実・強化に向けた活動を行っています。

全国の1399(平成28年4月1日現在)の健康保険組合で構成され、被保険者とその家族を合わせると、全国民のおよそ4分の1に当たる約3000万人が加入しています。

「組合健保」の方は、常時700人以上の従業員が働いている企業が、自前で健保組合を設立したものです。

健保組合は、複数の会社が共同で設立することもできますが、その場合は、合計で常時3,000人以上が必要となります。

つまり、「組合健保」は以下の2種類に分けています。

  1. 大企業の企業内健康保険組合
  2. 中小企業がいくつか集まった健康保険組合

②全国健康保険協会

中小企業等で働く従業員やその家族の皆様が加入されている健康保険(政府管掌健康保険)は、従来、国(社会保険庁)で運営していましたが、平成20年10月1日、新たに全国健康保険協会が設立され、協会が運営することとなりました。この協会が運営する健康保険の愛称を「協会けんぽ」といいます。これは健康保険がもっと身近なものとなるようシンボルマークとともに公募により選定されたものです。

③人材派遣健康保険協会

短期・断続就労に伴う派遣社員の生活の安定と福祉の増進に努めるため、平成14年5月1日に人材派遣健康保険組合 (はけんけんぽ)が設立されました。はけんけんぽは終身雇用を前提とした一般の健康保険組合とは異なり、次のような特徴を有する派遣社員のための健康保険組合です。

お仕事の中断期間があっても、被保険者の資格が継続される場合があります(使用関係の継続)


以下の表をご参照ください。


各種健康保険加入状況


ここからみると、国民健康保険への加入人数が最も多いです、協会けんぽと組合健保も相当な割合も持っています。


まとめ

関東ITソフトウェア健康保険組合へ加盟することは、当社にとっても従業員にとっても、大きなメリットがあることだと従業員に思われています。

自社に相応しい組合を探すなら、「健保連」で検索してみたら、いっぱい出てくると思います。

詳しくはこちら!健保連

2 いいね!
2 いいね!