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一人ひとりが「夢」を探し求めることが出来る教育を作りたい

<株式会社イトグチに入る前>

私は昔から何かと「直感」を大事にしてきました。
そのため、最初に入った会社も説明会でのプレゼンが面白くて「ここで働いたら絶対楽しいでしょ!」と思い、大学院1年の冬に内定をいただき、2年後の春、ITベンチャー企業に営業として入社をしました。
しかし、数か月働き始めてからこんな思いが込み上げてきたんです。

「俺は何のためにこの仕事をしているんだろう?」
「もっと人のために活躍したい」
「自分が本当に楽しいと感じる職場は何だ?」

つまり自分にとっての「やりがい」を探していたのです。

「私が何か行動をすることで他の誰かがより良い方向に向かうようにしていきたい。」
「もっと規模を大きくして日本全体、いや世界を変えていきたい…!」

自身の手で何かこれをやったぞ!と思える仕事がしたいと思ったのです。

ではいったいそれはどんな仕事なのか。自分にとって本当に楽しいと感じる仕事って何なのか。
元々、私は大学の学部と院の合わせて6年間、進学個別指導塾の塾講師として働いていました。昔から誰かに勉強を教えることは好きでしたし、何より受験を通じて結果が出た時にこの上ない達成感がありました。受験が終わって最後に塾を卒業する時、生徒本人や親御さんから感謝の言葉を聞くと、この子のために長い時間頑張ってきて本当に良かった…と心の底から思いました。

「これだ!俺がやりたい仕事はやっぱり教育だ!」

そう思ってたった3ヶ月でしたが前職を辞めました。

転職活動中いくつかの教育関連の企業を見てきましたが、その中で、イトグチの「教育業界に革命を起こす」という考えに興味をもち、話を聞きに行きました。代表の大濱と会った時、これからの教育に必要なことや自分が実現したい教育について語ることができ、その教育をイトグチで出来そう!と思ったことが嬉しかったです。

入社までにイトグチの社員さんと話す機会をたくさんいただき、それぞれの方が教育に対してとても熱い想いをもって働いていらっしゃるのを見て、「私もこの方たちと一緒に教育業界に貢献していきたい」と思うようになりました。6年間の塾講師での経験や私自身の経験を子どもたちに伝えていきたいと思い入社を決めました。


(特に意味はありませんが個人的に気に入っている写真です(笑))

<現在やっていること>

現在は津田沼校で校舎運営をしながら、講師の先生や生徒さんと話して質問対応を行ったり、勉強法の相談を行っています。校舎にいる生徒さんたちは自分の勉強法を確立できていない人がほとんどです。毎日質問対応をしていく中でこの子に一番良い勉強法は何かを考えながら話をしています。

そして今私が主体となって進めている大きなイベントがあります。
それは「キャリア教育プロジェクト」です。
簡単に言うと将来社会人になる上でどんな仕事があるのかを伝え、その仕事をするために必要な勉強をしていく、というものです。

私は校舎に通っている生徒さんだけでなくその生徒さんを教えている講師の先生や生徒さんの保護者様を巻き込んで
「将来仕事をする上でどんなスキルが必要となってくるのか」
「そもそも世の中にはどんな仕事があるのか」
ということをみんなに知ってもらおう!というイベントを考えています。

中学・高校と必死になって勉強していた5教科だけでは社会に出てから苦労してしまいます。言われたことだけを出来るようにするのではなく、将来自分が何をしていきたいのか考える力をつける必要があります。

これから大学そして社会へと出ていく人たちに少しでも役に立てるように、毎日考えながら奮闘しています。


(休日は東京の一般吹奏楽団で活動しています!)

<株式会社イトグチについて>

入社する前から抱いていた印象ですが、先輩後輩関係なくのびのびと仕事をしているなと思いました。平均年齢が非常に若く社内での上下関係はあまり感じませんでした。

そして、イトグチの社員一人ひとりが教育に対して強い信念を持っています。「日本の教育業界を変えていきたい」という強い思いを持っている人、生徒の人生を良い方向に変えていきたいという人がこの会社に向いていると思います。また新しいことにどんどんチャレンジできる社風なので、自分が考えていることを実現しやすい環境でもあります。

イトグチでは毎週改善会議を行い、各校舎が実行した改善点を共有したり、問題点を議論します。1人1人の裁量権が大きいので、各校舎で新しい取り組みが日々行われており、他の校舎がやっている試みを聞くことで、自分の校舎に生かすことも出来ますし、自分達が改善したことを他の校舎に伝えることで、社内全体の知識レベルが向上して行くので、とてもよい会議だと思っています。毎日少しでも改善が出来れば1週間・1か月・1年と見たときに大きな成果として現れますし、実際に改善によって生徒さんの成績が上がったり、満足度が上がるのを見るととても嬉しいです。

<今後どういうことをしていきたいか>

私がやりたいことは3つあります。

1、高大連携活動・キャリア教育イベントの実施

高大連携活動は高校生に対して「大学とは何か」「大学でどのような勉強をしているか」などを伝えていく活動です。

私は大学時代、母校の高校生に少しでも進路の手助けになればと思いながらこの活動に参加していました。私自身、高校生の時はひたすら5教科の勉強をして良い点数を取り、良い大学に入ることを目指していました。

でも実際に大学に入って勉強している時に自分は何のために勉強しているのか疑問に思うようになりました。

そもそも「良い大学」って何だ?偏差値が高い学校に入ることに何の意味があるんだ?
やりたいことがあり、そこに近づくための手段として大学に行くのではないか?

そう思った私は、高校生のうちから将来の夢、自分がどんな仕事をしたいかを考える必要性を感じました。そして、その仕事ができるための勉強が出来る環境がどこなのかを探す手助けをしたいと思ったのです。それが難関大学かもしれないし、専門学校の方が良いかもしれない。大学に行かずすぐに働いた方が良いかもしれない。偏差値だけで決めるのではなく、自分のしたい勉強をするために、やりたい仕事をするために、進路を選んで欲しいです。

私はイトグチでキャリア教育イベントを軸にして、高校生や大学生が夢を持って将来の道を進む手助けをしていきたいです。そして日本の子どもたちが一人ひとり夢を持ち、その夢の実現に向け、勉強が出来る環境を作っていきたいです。

2、ITと教育を融合した事業

大学で情報系も学んでいたため、教育と情報系を合わせた事業に携わってみたいという思いもありますが、一番はプログラミングで出来る様々な可能性を、これからの子どもたちに見せてあげたいからです。プログラミングは理系男子がやるもの、と思われがちですが今では文系でも女性でも学ぶ時代ですし、IT業界に関わらず様々な業界でも必要な知識になっています。自分の頭の中で考えたアイデアが実現できる面白さを実感してもらいたいです。

3、現在の就活制度を変える

私自身、一般的な就活を行っておらず自分のペースで行っていました。黒いスーツに身をまとい集団行動のごとく説明会を練り歩く…。私はこのような型にはまった就活ではなく、それぞれの学生に合った就活を提供していきたいです。

例えばWantedlyといったSNSを駆使して気軽に社内の方の会ったり、お酒を飲みながら夢を語り合ったり…。また、最近では学生が企業からスカウトを受けるサービスも出始めています。

時期を決めてスーツに身を固めて説明会を転々としエントリーシートを嫌というほど書いて面接受けて…という日本の就活制度をガラッと変えたいです。


(現役時代お世話になった参考書たち。何年も経った今でも愛用しています。)

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