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就活を通して感じたことなど

【前書き】

6月に第一志望だった会社様から内定をいただき、それにお返事をして私の就活は終わりました。

なので内定をいただき、気持ちに整理がついてきたこの機にこうして一筆とらせていただこうと思った次第です。
主に、自己分析がテーマです。就活の準備でよく言われてるけど結局どないすればええねんっていう部分を私なりに書きました。あとは私なりの就活の考え方。
拙い文章ですが宜しくお願いします。


【灰掛 勇次について】

専門学生の私は4年制のIT系学科に籍を置いています。
資格取得などを頑張っていますが、学内では基本情報59.9点の人で通ってます。(※現在はちゃんと合格できてます)
ガリガリゴリゴリとプログラムが書けるわけではなく、特別知識が深いわけでも広いわけでもない、どこにでもいる少し残念な学生です。


【私の就活の流れ】

2015 8月 企業のインターンシップに参加。

11月 学校で行われた就職対策合宿に参加。

2016 1,2月 学校で行われる企業説明会などに参加。

3月 引き続き、企業説明会などに参加。数社だけ選考をうけた。

3/28 京都で行われたVogaro×Wantedlyのイベント、Wantedly Campus in Kyotoに参加



4月 ご縁のあった企業さまとの対談や、企業主催のイベントなどに参加。

5月 1社だけ企業説明会に参加。

6月 2015年にインターンシップに参加した企業さまから内定をいただく。

【流れについて補足】

学内での就活対策合宿を始めとして、学内の就活系イベントには積極的に参加しました。   しかし学外の就活系イベントにはほとんど参加していません。

IT系学科なので、IT業界やWeb業界、外資系ITなどを中心に就活をしていました。

あと少し変わり種で、1社だけ映像業界の会社説明会にも参加しました。


太字部分のWantedly Campus in Kyotoにて、今のように考えるキッカケをいただきました。

実際に現場で働いている方々の意見を生で聞くことができ、そもそも社会で頑張っている大人たちも自分たち学生となんら変わらない人たちなんだという実感を持ち、就活に対する考えが確実に変わることになったイベントでした。

【本題】

私が会社説明会などを通して、共通点が見えたのは「自分」についてです。
流れにも書いてある通り、私は3年生の夏頃から活動していたりしますが、ふと立ち止まって今のように考えるキッカケになったのは間違いなくWantedly Campus in Kyotoです。ただ、私はWantedlyさんの回し者でもなんでもなく、ただ一人の学生としてそう思ってます笑

話を戻しまして。
IT会社でシステム開発をするにしろシステム運用するにしろ、映像会社でアニメを作るにしろCGを作るにしろ、どんな業界にしろ、結局は仕事をする上で、「自分」という存在からは逃げれるはずはない。それならハッキリと明確にしておかないと取り返しのつかないことになってしまう。

じゃあ、「自分」とは言っても、その「自分」ってなんなのか。それが問題です。だって毎日に居て当たり前の存在なんだから。灯台下暗しとはよく言ったもので、友達や恋人のことはよくわかっているかもしれないけど、自分はどうなんだろう。そもそもこの体を動かしているこの精神はどんな構造をしているんだろう。 

でも、そんな深く掘り下げられるはずもない。自分の中には「当たり前」が幾つもあって、その「当たり前」を全部客観的に説明できるほど理解へ落とし込んでいくことなんて到底不可能です。
だから、「自分」を明確にするポイントを明確にします。


「自分の価値観」
「自分の優先順位」
「自分の手が届く所」
の3つです。私はこう思ってます。

あと、より便利な武器が
「Why?」
です。

この計4つが、就活や働くってなんだろうと考える機会をくださった大人の方々の話を聞いて、私が感じて考えて落とし込んでまとめたものです。少しだけ説明を加えます。

・価値観…私には私の考えがあるし、友達には友達の、家族には家族の考え方がある。一人一人の考え方って絶対あります。それを他人にどう説明するのか。そもそも自分が導き出した価値観や考え方に自分自身が納得できるのかどうか。
・優先順位…でも立場や場合によって考え方や価値観って変わります。だからこその優先順位です。立場や場合が変わってしまっても「自分の中のものさし」がハッキリしているかどうか。
・手が届くところ…それらを踏まえたうえで、自分には何ができて何ができないのか。自分の技術的、専門的なスキルだけじゃなくて、一人の人間としてどんなスキルがあるのか。


そして「Why?」。何故?。
自分で考えた価値観や優先順位って何故そう考えたの?
自分の手の届くところって何故そう思ってるの?
自分で考えた思考に、確実な理由を付加できる魔法の武器です。もし「Why?」に自分自身で答えられないならその考えはいったん切り離したほうがいいと思っています。

でも大事なのはこれらを使って、就活をするということ。
企業説明会などで話を聞いて、「この企業は自分に合うのか合わないのか」を判断しなきゃならない。
ということは、就活をする前の準備段階で自分を明確にしておかないと、「この企業は自分に合うのか合わないのか」すら判断できずに終わってしまう恐れだってある。
就活って、いつの間にか始まったりとか準備しててももう始まってしまったとか、いつも急な感じが私にはあります。だからこうして「自分」という人間がどうなのかを早めに知る。その会社と「自分」を当てはめて納得がいくのかどうかを自分の感覚で感じて理解していくべきなんだろうなと思いました。

【余談:就活を楽しむということ】

就活を楽しむ。

なんじゃそりゃって言いたくなります。私もそうでした。

でも世の中には必ず就活で苦労している人もいれば楽しんでいる人もいます。

ただ先輩にもそういう方が何人かいらっしゃいました。「なんで就活楽しむの?」という所を少しハッキリしたほうがいいんじゃないかなと思いました。もう長くなるんで箇条書きで参考程度に書きます。

・そもそも「新卒」という肩書きが社会で通じるのは今だけ。

・それなら「新卒」を利用しないわけがない。子供の頃に憧れていたゲーム会社や、いつも広告に並んでいる大手企業。今まで憧れで、CMなどでしか見たことなかった企業に一人の新卒社会人として見られる。

・そして評価される。憧れから評価される。そして自分の価値が見出される。良くも悪くも今の自分がわかる。ダメならそれを活かして次へ。

・もし進めるのなら突っ走る。憧れに挑戦できる。だから楽しい。

【言いたいことのまとめ】

・就活の準備は早めにしておいたほうがいい。
・自己分析は「Why?」を使って自分を掘り進める。
・そうやって得た「自分」を使って就活をする。
・でも苦しむ就活するぐらいなら楽しむ就活のほうがいいよね。

【あとがき】

私自身、楽しむ就活ができていたかと言われると、首をかしげます。
けれど私がこれをやれていたら、より満足できる就活になっていただろうなということをまとめさせていただきました。もし誰かが読んだ時の参考やキッカケになればと思います。

長く稚拙な文章でしたがここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。

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