実用品か、工芸品か。僕たちが考える「仕事としてのデザイン」
制作事業部では、デザインを単に「きれいなものを作る仕事」とは考えていません。
デザインには、大きく分けて2つの側面があると考えています。
一つは実用品としてのデザイン。
ポスターなら、人を集める。
メニューなら、商品を選んでもらう。
Webサイトなら、問い合わせにつなげる。
つまり、目的を達成するために機能することです。
もう一つは、工芸品としてのデザイン。
細部まで丁寧に作られていること。
素材や表現にこだわること。
ブランドの世界観を感じられること。
時間が経っても「良い」と思えること。
これは、デザイナーの技術や美意識によって生まれる価値です。
僕たちが目指しているのは、そのどちらかではありません。
「機能する実用品でありながら、工芸品のような美しさを持つもの」
それが、仕事としてのデザインだと考えています。
「上手に作る」だけでは、仕事にならない
デザインの仕事では、完成したものだけを見れば、非常に良いデザインに見えることがあります。
しかし、
「なぜこのデザインなのか?」
と聞かれたときに答えられない。
「なんとなくこっちの方が良いと思った」
だけでは、仕事としてのデザインにはなりません。
クライアントには目的があります。
売上を上げたい。
集客したい。
商品を知ってもらいたい。
ブランドの価値を高めたい。
その目的を理解した上で、
「この表現が最も目的に適している」
と判断する。
そして、その判断をデザインとして形にする。
ここまでがデザイナーの仕事だと考えています。
「作る人」から「価値を作る人」へ
制作事業部では、デザイナーにすべてを任せたいわけではありません。
フロントがクライアントの課題や目的を捉え、ディレクターが解決方法を設計し、デザイナーがそれを最適な表現に落とし込む。
それぞれの役割を明確にすることで、デザイナーは「言われたものを作る人」から、
「目的に対して、最適な表現を選択できる人」
へ成長していく。
その先には、デザインだけではなく、クライアントのビジネスや売上、利益まで考えられるクリエイターがいます。
美しいだけでも、儲かるだけでもない
僕たちは、クリエイティブの価値を「センス」だけで測りたくありません。
再現性 × 粗利率 × 主導権
この3つを持った制作組織を目指しています。
良いものを作る。
それを安定して作れるようにする。
適正な価格で提供し、利益を残す。
そして、クライアントの要望をそのまま受け取るのではなく、こちらから課題を見つけ、提案できる関係をつくる。
これが、僕たちが考える「仕事としてのデザイン」です。
だから、こんな人と働きたい
デザインが好きな人。
もちろん、それは大前提です。
でも、それだけではありません。
「なぜ?」を考える人。
作る前に目的を考えられる人。
自分のデザインを言葉で説明できる人。
相手のビジネスに興味を持てる人。
もっと良い方法がないか考え続けられる人。
そして、いつか「自分が作ったもの」ではなく、
「自分が関わったことで、クライアントの成果が変わった」
ことに喜びを感じられる人。
そんなクリエイターと、一緒に制作事業部をつくっていきたいと考えています。