産業カウンセラー養成講座で得た学び
受講費用、約45万円。 本試験の結果は、不合格。
それでも、私にとってこの自己投資は「金額では測れない、人生を変えるほどの価値」がありました。 2025年の春から秋にかけて受講した「産業カウンセラー養成講座」での半年間のリアルな学びと気づきを、ここでシェアさせてください。
なぜ受講を決めたのか? 前職で新人研修のメイン講師を務めていた頃、多くの若者から仕事や人間関係、時には心身の不調など、様々な相談を受けていました。 彼らに寄り添い、耳を傾ける中で、「直感的な対応から抜け出し、プロフェッショナルな知識と手法でより効果的にサポートしたい」と強く思うようになったのがきっかけです。
過去の自分との対峙と「再認識」 講座でのロールプレイングや小論文を通じ、他者の心に向き合うと同時に、自分自身の内面とも深く向き合うことになりました。
その過程で、長年抱えていた漠然とした「生きづらさ」の正体が、幼少期の経験(虐待)にあったことに気づきました。それは決して苦しいものではなく、仲間や講師の安全で承認的な関係性の中で受け入れられ、心が浄化されていくような、温かい自己受容の体験でした。
これまでの自分の「答え合わせ」 講座で「共感的理解」や「無条件の肯定的関心」といったカウンセリングの理論を学ぶうち、あることに気づきました。それは、私が新人研修の現場で自然と実践してきた姿勢そのものだったのです。
「自分のやってきたことは、間違っていなかった」。 この確信を得られたことは、私にとって大きな自信となりました。
約45万円の投資で得たもの 決して小さな金額ではありませんでしたが、以下のような一生モノの財産を得ることができました。
・自分の過去を理解し、言語化する力
・生きづらさの正体を知ったことで得られた心の軽さ
・過去の自分の選択と姿勢に対する確信
・自分と他者を深く理解する対人関係スキル
・人生において本当に大切にしたいことの再確認
不合格という結果に悔しさはありましたが、心は少しも折れていません。なぜなら、試験の合否に関わらず、講座を通じて得た「自分との向き合い方」や「他者を受容する心と姿勢」は、誰にも奪われることのない私自身の資産だからです。
今後は、前職での新人教育やメンタルサポートにこの学びを活かしつつ、将来的にはボランティアなどを通じて地域社会にも還元していきたいと考えています。
完璧さよりも、人との関わりを。 結果よりも、そのプロセスを。
これからも、この学びを大切にしながら、誰かの「生きづらさ」にそっと耳を傾けられる存在でありたいと思います。
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