試用社員でジョインした万博プロジェクトの半年間
大阪・関西万博が閉幕して一か月半がたとうとしているので、自分のキャリアを考え直すきっかけになったあの半年間を少し振り返ります。
入社1ヶ月目のこと。
部長から「万博の入札案件、〇〇さんと一緒にお願いね〜」と言われたとき、正直、万博の規模や意味はよく分かっていませんでした。
でも、迷わず「はい!」と答えた自分だけは、今でも鮮明に覚えています。
そこからの半年間は、文字通り怒涛の毎日でした。
- 社内会議や協力会社との調整
- 韓国キャスティングの契約・調整
- 厳しい協会ルールへの対応
- 残業・休日出勤も当たり前
試用社員ながら、プロジェクトの一員として最前線で動き、会議や現場の調整を積極的に担当。
正直、ついていくのがやっとの日もありましたが、チームと協力しながら課題を一つずつクリアしていく経験は、自分の成長を大きく後押ししてくれました。
そして迎えた本番。
2会場を行き来しながら、自分が関わったキャスティングや演出で来場者が楽しむ姿を見る瞬間、
「自分の仕事が誰かの特別な1日になっている」
という実感が、何よりの報酬でした。
この半年間で学んだことは、
- 未経験でも挑戦する勇気
- チームで成果を出す協働力
- 想定外の課題を乗り越える実行力
そして何より、一緒に走り抜けた仲間たちの存在の大きさです。
「試用社員の期間に、チームの一員として、半年間で万博プロジェクトを準備・完遂しました。」
自分の社会人としての成長も、チームで推進、完遂したときの達成感も。
学生生活が終わっても、あの頃の大切な感情を忘れずにいれるのは、社会人でも初心を忘れずに楽しみながら仕事ができているから。
全てが今の自分をつくりあげるためのピースになっていることを忘れずに。
あの経験を胸に、これからも、女性として、社会人として、挑戦を続けていきます。