アメリカに来てから5ヶ月!
アメリカのユタ州での留学を始めてから約5ヶ月が経ちました。本当にたくさんの出会いがありとても刺激的な5ヶ月でした。アメリカという日本と全く異なる環境での生活、たくさんの人との出会いを通じて私の価値観や物事の捉え方が大きく変わりました。いくつか私の感じたことを紹介させていただきます。
• 「一つの価値観や人生観に縛られる必要はない。」
私はアメリカに来る前までは「人生の目標=とりあえず早く大学を卒業して就職し、お金を稼ぐこと」のように捉えていました。この道こそが正義であり、この道しか自分にはないと考えていたのかもしれません。また、日本での学校生活を通じて自然とこの価値観に縛られていたのかもしれません。しかし、アメリカに来ていかにこの価値観が自分の選択肢を狭めていたのか、いかに自分の視野が狭かったのか思い知ることとなりました。僕の周りには、もちろん大学で勉強に励み就職に力を入れている人も数多くいます。しかし中には、一度は大学卒業、就職したものの経験を得ようと留学に来た人、大人になり家庭を持った後で学ぶために大学で学んでいる人、高校卒業した後、数年のギャップイヤーを設けて大学に入学する人。この他にも挙げるとキリがないのですが、たくさんの人との会話を通じて自分の人生について考えるきっかけを与えてくれました。
•「幸せの捉え方も多岐に渡る。」
上記の内容と重なる部分もありますが、たくさんの人と関わる中で人生にはたくさんの種類の「幸せ」があるということを実感しました。お金を稼ぐこと、家族や友達と楽しく過ごすこと、家庭を持つこと、たくさんの国に旅行に行くこと、スポーツで結果を残すこと、健康に過ごすこと。この世の中にはたくさんの幸せがありますが、特に私が日本との大きな違いとして感じているのは「家族、友達との関わり」です。とにかくアメリカでは家族や友達を大切にする、少しでも長く家族や友達と時間を過ごすという文化が強いと感じています。僕のルームメイトは何か辛いことや悲しいことあった時にいつも数人の友達と会話して慰めてもらっています。また、家族とも頻繁にやり取りし感謝を伝えています。こうした関わり方は少し新鮮に映る部分もありますが、素敵だなと感じることも多いです。彼らの中でもちろん将来良い仕事を持つということも幸せの一つとしてありますが、家族や友達との関わりが前提であり、基盤になっているところを見ると、私も周りの人をより大切にしていこうと感じます。
• 「今までの自分の人生が否定される。」
良い意味でも悪い意味でもアメリカに来て今までの私の人生が否定されている感覚になっています。言語、食べ物、性格、文化、お笑い、人種、マナー、歴史。挙げるとキリがないですが私の感覚では日本とはまるで別世界であると感じています。例えば、日本人の空気を読んで周りに合わせる文化。これが良い方向に働く場面もあれば、アメリカ人によく思われないこともたくさんあります。日本のような年齢による上下関係はアメリカにはありません。目上の人に対しても堂々と話すことが求められます。「小さい時から他のことには目もくれず勉強と部活だけに打ち込んできました。」これは日本では美談になるかもしれませんが、アメリカ人の感覚では「なんかつまらないひとだな。」となってしまいます。決して私がこれまでの人生が間違っていたと思っているわけではありませんが、アメリカでは今までの固定概念や価値観が通用しないと感じていることは事実です。
その反面、今までの自分の悩みや葛藤がこっちの世界では気にならなくなるという側面もあります。良い意味で「自分の悩みが否定されている」という感覚です。一番大きいのは「周りに合わせないといけない」、「周りの目がすごく気になる」という苦しみから解放されることであると感じています。私はこの問題から解放されたことで自分のやりたいこと、興味のあることに積極的に挑戦できるようになりました。また、人間関係がうまくいっていないと感じている人も生きる場所を大きく変えることで解消されるのではないかと考えるようになりました。
このように自分の人生が大きく否定されたことによって「自分は一体何者なのか」「本当に自分が挑戦したいことは何か」と改めて考えるようになりました。これまでの価値観が通用しないことに寂しさもありますが、新たな自分を見つけさせてくれたことにとても感謝しています。