水滴とフライパンが踊る開発現場
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こんにちは!城間勝行です。
キッチンで熱したフライパンに一滴の水を落とすと、水滴はジュッと音を立てて一瞬で消え去るか、あるいは表面を激しく転がり回ります。この現象を見つめていると、私はいつも自分が身を置いているシステム開発の現場を思い出します。激しく熱を帯びた環境の中で、いかにスピード感を持って次の形へと変化していけるか。それが、今の私が最も大切にしている開発のスタンスそのものだからです。
新卒で入社した大手の会社では、例えるなら頑丈で大きな鉄の鍋をみんなで慎重に温めていくような開発スタイルでした。何千人もの人が使う大きな仕組みを動かすためには、徹底した準備と役割分担が必要です。ルール通りに、一歩一歩確実に進めていく。そこには絶対的な安心感があり、エンジニアとしての基礎や上流工程の深い知識をじっくりと蓄えることができました。約8年間、その大きな鍋の温度を保ち続ける仕事に誇りを持って取り組んできました。
しかし、独立してフリーランスとなり、スタートアップの企業と関わるようになってからは、まさに熱々のフライパンの上を走る水滴のようなスピード感を求められるようになりました。そこには、あらかじめ決められた完璧な正解などありません。市場の動きや利用者の反応という熱をダイレクトに感じながら、今この瞬間に何が求められているのかを素早く判断し、仮説と検証を繰り返していきます。要件が固まりきっていない状況であっても、恐れることなく柔軟にプロダクトの形を変えていく。その予測できない変化の連続が、たまらなく刺激的なのです。
確実性を重んじる大きな鍋での経験があるからこそ、私は激しく変化するフライパンの上でも、決して軸をぶらさずに誠実で丁寧な仕組みを作ることができます。単に言われた通りのプログラムを書くエンジニアではなく、ビジネスの視点を持ってチームの次の動きを提案できる存在でありたい。そう思いながら、少人数のチームで日々プロダクトを動かしています。
激しい熱の中でこそ、新しい可能性の形が生まれます。皆さんの挑戦の現場には、どんな熱い変化が待っているでしょうか。