こんにちは!城間勝行です。
私たちは普段目に見える確かな地面の上を歩いているという安心感をどこかで抱きながら日々を過ごしています。
しかしふと視線を高く上げると空の境界線は驚くほど曖昧でどこまでも続いていることに気づかされます。
雲海を駆ける飛行船の旅のように行き先が完全に決まっていない不確実な空の旅こそが人間の知恵と創造性を最も刺激する舞台なのです。
地上での生活は安全で予測可能かもしれません。
あらかじめ舗装された道路を歩き地図に記された通りの目的地へと向かうのは効率的であり迷うことも少ないでしょう。
しかしビジネスやプロダクト開発の現場に目を向ければ必ずしもそうした決まり切ったルートだけが正解とは限りません。
むしろ誰も足を踏み入れたことのない新しい領域を開拓するときには地図の余白に自らの手で道を書き込んでいくような柔軟な姿勢が求められます。
雲海を優雅に進む飛行船は風の向きや気圧の変化を敏感に感じ取りながらその都度進路を微調整していきます。
決して無理をして突っ込むのではなく大自然の流れに身を委ねながらも確かな目的地を見据えて進むのです。
システム開発におけるスタートアップの現場もこれによく似ています。
最初から完璧に要件が固まっているプロジェクトはむしろ稀であり不確実性の高い荒波の中を仲間たちと手を取り合って進んでいくことの方が多いのです。
不確定要素が多いからこそその場その場で最適解を導き出しチーム全員で方向性を微調整しながら進むプロセスには独特の面白さがあります。
決まりきった仕様書通りに淡々と作業をこなすだけでは味わえないライブ感や新しい価値をゼロから形にしていく喜びがそこには存在しています。
飛行船の窓から見下ろす世界が刻一刻と表情を変えるように開発中のプロダクトもまたフィードバックを受けるたびに進化を遂げていきます。
その変化のスピード感を楽しむことができるかどうかがこの世界の醍醐味といえるでしょう。
目の前に広がる景色に驚きながら新しい風を味方につけて進んでいく。
そんな冒険心を持ったアプローチを忘れないようにしたいものです。
予測できない未来を恐れるのではなくその不確実さすらも楽しむ心の余裕を持ちながら今日も軽やかに空へと漕ぎ出していきましょう。