こんにちは!城間勝行です。
私たちは日々の仕事や生活の中で常に正確で詳細な地図を手に入れたがる傾向がある。 どこにどのような障害物がありどのようなルートを通れば最も効率よく目的地にたどり着けるのかを事前に知りたがる。 しかし旅の途中で手に入れた白紙の多い未完成の地図を眺めていたとき私はまったく異なる真実に気づかされた。 完璧な道筋が描かれた地図通りに進むことは確かに安心感を与えてくれるが新しい発見や自分だけの特別なルートを見つけるチャンスを奪ってしまう。 あらかじめ答えが決まっていない不確実な状況に身を置くことこそが本当の意味で冒険を楽しむための秘訣なのだ。 ビジネスの現場やプロジェクトの最前線でも最初からすべての要件が綺麗に揃っているケースのほうがむしろ珍しい。 むしろ不確定な要素が多く残されている状態からスタートするからこそチーム全員で知恵を絞り新しい価値を生み出すことができる。 予測不可能なトラブルや思いがけない方向転換が必要になったとき私たちはつい不安や焦りを感じてしまいがちである。 だがその白紙の部分を恐れるのではなく自分たちの手で新しい道を書き込んでいくプロセスを楽しむことができればどんな困難も最高のエンターテインメントに変わる。 効率や正解ばかりを追い求めていると私たちは自分の中にある柔軟な創造力や試行錯誤する喜びを忘れてしまうことがある。 少しだけ立ち止まって目の前にある不完全な現実を面白がる心の余裕を持つことが人生をより豊かなものにしてくれるのだ。 決まったレールの上をただ歩くだけの人生よりも自分の足で新しい足跡をつけていく方がはるかにワクワクする。 今日という日が終わる前に自分だけの未完成な地図にどんな新しい線を引けたかそっと振り返ってみよう。 誰かの真似をする必要などどこにもなく自分自身の歩幅で軽やかに毎日を味わい尽くしていきたい。 不確実な未来を恐れるのではなくどのような景色が飛び出してくるのかを楽しみにするしなやかな強さを胸に抱いていたい。 自分の足で大地を踏みしめながらこれからも心躍る旅の続きをのびのびと歩んでいこう。