誰かの“ちょっと助かる”を増やしたい。技術はそのための道具。
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医療業界で、技術者とユーザーの両方の立場から現場と向き合ってきました。
ITに強い思いがあったわけではないけれど、“困っていること”に技術で応えられたとき、この仕事の意味が見えてきました。
今も「誰かのちょっと助かる」を積み重ねるために、仕組みづくりを続けています。
💡 ITとの出会いは、就職困難な時代の選択肢から
就職活動をしていたのは、いわゆる就職氷河期の終盤。選べる職種は限られていて、MRかSEくらいしか現実的な道がありませんでした。正直、最初からITへの情熱があったわけではないんです。でも、現場で“困っていること”に技術で応えられたとき、この仕事の意味が少しずつ見えてきました。
🧪 現場と向き合うことで育った視点
再生医療ベンチャーで、細胞加工室向けの管理システムを担当しながら、自分自身も細胞加工業務に従事していました。ユーザーとしても開発者としても現場に立ち、課題を探し、改善を繰り返す――その経験が、自分のスタンスをつくったと思います。
全国の契約医療機関をほぼ一人で支える時期もあり、限界を感じてWebシステムへのリプレイスに挑戦しました。技術も知識もゼロから学び、RFP作成や経営陣への提案など、初めて尽くしの中で仕組みを形にしていく時間は、本当に楽しく刺激的でした。
震災を機にBCPにも取り組み、「現場を守る仕組み」の本質に近づけたように思います。
🎯 大切にしているのは「課題に向き合う姿勢」
大切にしているのは、「課題に向き合うこと」です。技術はそのための大切な道具ですが、それだけで解決できることばかりではありません。
課題は放っておくと腐っていきます。事故や無駄、働きにくさ、人間関係の悪化などにつながる可能性がある。だからこそ、見つけたら動く。完璧でなくても、少しでも前に進めることを目指しています。
🧑💻 今の役割は、推進と育成の“間に立つ”こと
近年は各プロジェクトにPMOとして従事することが多いです。PMの意図を汲みながら、現場が迷わず進められるよう支援しています。
加えて、自社メンバーの育成にも力を入れています。人と人の間に立ち、時には矢面に立つこともありますが、それも含めて現場が前に進むなら、自分の役割は果たせていると思っています。
🤝 これからも、“ちょっと助かる”を支えたい
これからも、誰かの「ちょっと助かる」を増やすような仕事をしていきたいと思っています。特に医療や福祉の現場では、まだまだITが果たすべき役割が残されていると感じています。
課題を解決するために必要な知識を、自ら取りにいく姿勢は持っていたい。そして、そんな仲間と一緒に、現場にとって本当に意味のある仕組みを、これからもつくっていきたいと思っています。