80人が暮らす場所は、もう街に近い
シェアハウスと聞くと、数人がリビングを共有する小さな暮らしを想像する人が多いかもしれませんが、OAKHOUSEのシェアハウスは、最大規模で260部屋、平均しても1棟あたり80部屋ほどの規模になります。
80人が同じ屋根の下で暮らしていると聞くと、それはもう「シェア」というより、ひとつの小さな街に近いのではないかと思うことがあります。廊下で毎日すれ違う人もいれば、月に一度しか顔を合わせない人もいる。キッチンで長話をする関係もあれば、挨拶だけで十分心地よい関係もある。ひとつの建物の中に、濃淡のあるいくつものコミュニティが同時に存在しています。
さらにユニークなのは、入居者の構成です。日本人が30%、外国人が70%。この比率は、意図して作ったものではありませんが、OAKHOSUEは元々外国人向けに賃貸住宅を提供する事業としてスタートしているので、外国人集客のマーケティングには相当力を入れています。入居者の7割が外国人とは、特殊なコミュニティだと感じています。国籍も、母語も、日本での滞在理由もばらばらな80人が、同じキッチンで料理をし、同じリビングでくつろぐ。世界を見渡しても、これほどの密度で多国籍な生活コミュニティが日常的に成立している場所は、そう多くありません。ちなみに、2026年4月1日時点では102ヶ国の人が住んでいて、一番多い外国人はフランス人、次にアメリカ人、ドイツ人、イギリス人などヨーロッパ出身者が多いのも特徴です。
私たちルネサンスの社員は、シェアハウス事業やこのコミュニティを直接運営しているわけではありません。けれど、OAKHOUSEが30年以上かけて作ってきたこの「80人の街」の空気を、日々の仕事の中でずっと感じながら働いています。GAIAで候補者と話すときも、海外の投資家に物件を説明するときも、頭の中にあるのは、あの廊下ですれ違う多国籍な人たちの顔です。