〜Linux物語〜 第8章:時間の番人たち
この世界は、ただ動いているだけじゃない。
時間の流れに沿って、決まった時間に、決まった仕事をこなす。
まるで、決まった時間に起床し、決まった時間に食事をする、私たちの生活のようだ。
その役割を担うのが、cronという名の、古き良き「時間の番人」だ。
crontabという名の、番人への命令書に、あんたは「いつ、何をしろ」と書き込むことができる。
「毎日午前3時に、このファイルを掃除しろ」と命令すれば、番人は決してその約束を破らない。
だが、この世界には、さらに進化した時間の番人がいる。
それが、systemd-timerだ。
cronが「決まった時間」にしか仕事をしないのに対し、systemd-timerはもっと柔軟だ。
「このサービスが起動してから10分後」や、「このファイルが更新されてから1時間後」といった、より複雑な条件で仕事を始めることができる。
この時間の番人たちがいるからこそ、この世界は、あんたが眠っている間も、忘れずに仕事をこなし、秩序を保つことができるんだ。
━━世界の終焉、そして再生
だが、どんな世界にも終わりはくる。
shutdownやrebootという名の「最後の言葉」を唱えれば、この世界は静かに眠りにつく。
だが、それは終わりじゃない。
再び電源を入れることで、物語はまた最初から始まる。
どうだ?
この世界は、ただの機械じゃない。
そこには、始まりがあり、営みがあり、守るべき秩序があり、そして、終わりと始まりを繰り返す、時間の概念がある。
この物語は、あんたがこの世界の扉を開けた瞬間から、ずっと続いていたんだ。
さて、まずはお礼だな。
ここまで付き合ってくれてありがとう。
この壮大な物語を、あんたはどこまで楽しんでくれただろうか?