宮崎で仕事をしていると、
「面白い人はいるけど、仕事につながっていない」
「良い商品はあるけど、県外への売り方が分からない」
「県外企業が宮崎で何かやりたくても、誰に相談すればいいか分からない」
そんな場面を何度も見てきました。
逆に県外を見ると、企業には仕事があります。
新しい地域で事業を始めたい。
地方の商品を扱いたい。
地域でPRをしたい。
現地のクリエイターを起用したい。
採用やマーケティングを強化したい。
新しいプロジェクトを立ち上げたい。
でも、企業と地域の間には結構な距離があります。
だからHALHAREでは今、
「宮崎と全国を、仕事でつなぐ。」
を掲げています。
ただ、これはキャッチコピーだけではありません。
そのための仕組みを、実際につくっています。
HALHAREがつくりたいのは「仕事を受けられる地域の受け皿」
たとえば東京の企業から、
「宮崎で自社商品のPRをしたい」
という相談が来たとします。
単純な広告会社なら、広告商品を提案するかもしれません。
制作会社なら、動画やWebサイトを提案するかもしれません。
インフルエンサー会社なら、キャスティングを提案するかもしれません。
HALHAREでは、まずそこから始めません。
最初に整理するのは、
何のために宮崎でやるのか。
認知なのか。
売上なのか。
新規顧客なのか。
観光客への接点なのか。
地域との関係づくりなのか。
目的が決まったら、次に、
誰に届けるのか。
そして、
何をやるのか。
誰がやるのか。
いくら必要なのか。
どこまでやるのか。
何を成果として見るのか。
ここまで設計します。
案件ごとにチームを変える
たとえば、
「宮崎で新商品の認知を広げたい」
という案件なら、
HALHAREが企画・全体設計・進行を担当し、
必要に応じて、
インフルエンサー、
動画クリエイター、
フォトグラファー、
Web制作者、
ライター、
SNS運用者、
広告運用者、
などを組み合わせます。
最初から全員を入れるわけではありません。
動画だけで十分なら動画だけ。
SNSと広告が必要なら、その2つ。
イベントまでやるなら、そこに運営や出演者を加える。
案件に必要な人だけでチームをつくる。
この形なら、小さな案件から大きなプロジェクトまで対応できます。
そして僕自身は、その中で、
相談窓口 → 課題整理 → 企画・設計 → 人選 → チーム編成 → 進行 → 改善
を担います。
「阿部に全部作ってもらう」のではなく、
阿部に相談すると、実行できる形になる。
HALHAREを、そんな存在にしていきたいと思っています。
そのためにTHE BURROWをつくっている
この仕組みの一つが、UMKエージェンシーとHALHAREで立ち上げているTHE BURROWです。
THE BURROWは、宮崎のインフルエンサーやクリエイターを、企業の仕事につなげるための仕組みです。
PR、SNS発信、写真、動画、UGC、出演、イベントなど。
企業から相談を受けたら、案件内容に合わせて参加者を組み合わせます。
ただ、人を紹介して終わりにはしません。
企業から相談を受ける。
↓
目的・予算・内容を整理する。
↓
企画をつくる。
↓
案件に合う参加者を選ぶ。
↓
提案・条件を整理する。
↓
制作・撮影・投稿・出演などを実施する。
↓
結果を確認する。
↓
制作物や実績を、許諾の範囲で次の営業・発信につなげる。
ここまでを一つの流れとして設計しています。
案件が増えるほど、宮崎のクリエイターの実績も増える。
実績が増えれば、さらに県外企業へ提案できる。
その循環をつくりたいと思っています。
学生にも同じ循環をつくりたい
もう一つ進めているのが、UCC SCHOOLです。
こちらは単なるスクールをつくりたいわけではありません。
目指しているのは、
学ぶ → 実践する → 実績になる → 仕事につながる
という流れです。
たとえば学生が、
Web、デザイン、動画、SNS、AI、企画などを学ぶ。
それだけなら、普通の学習です。
そこから地域企業の課題に触れる。
実際のプロジェクトに参加する。
自分がつくったものが社会で使われる。
それが実績になる。
そして将来的には、副業・業務委託・プロジェクト参加・起業などにもつながっていく。
さらに、学校を卒業したら関係が終わる仕組みにもしません。
県外へ進学・就職しても、宮崎の案件に参加できる。
逆に宮崎にいながら、東京や県外企業の仕事に参加できる。
「どこに住んでいるか」と「どんな仕事ができるか」を、少しずつ切り離していく。
これも、HALHAREがつくりたい仕事の循環の一部です。
宮崎の商品を県外へ届ける流れもつくる
人だけではありません。
宮崎には、県外でも売れる可能性のある商品やサービスがあります。
ただ、
良い商品をつくることと、
県外で売れることは別です。
商品を誰に届けるのか。
どこで知ってもらうのか。
SNSなのか。
ECなのか。
動画なのか。
ライブ配信なのか。
イベントなのか。
県外企業との連携なのか。
ここも設計が必要です。
現在はライブコマースなども含め、
宮崎・地域の商品を県外の顧客へ届けるための販路づくり
にも取り組んでいます。
これも同じ考え方です。
商品だけ渡して「売ってください」ではなく、
商品 → ストーリー → コンテンツ → 発信者 → 販売導線 → 購入 → 継続
までつなげる。
つまり、HALHAREの全体像はこうなります
今つくっているものを一つにつなげると、
県外企業・宮崎企業・行政・学校などから相談が入る
↓
HALHAREが課題・目的・予算を整理する
↓
企画・事業・案件として設計する
↓
必要な人を組み合わせる
↓
企業・実務者・クリエイター・学生などが参加する
↓
プロジェクトを実行する
↓
売上・成果・経験・実績が生まれる
↓
その実績を次の営業・案件につなげる
↓
また宮崎に仕事が生まれる
という循環です。
そして、流れは一方向ではありません。
全国 → 宮崎
県外企業
↓
HALHARE
↓
宮崎企業・実務者・クリエイター・学生
↓
宮崎で仕事と売上が生まれる
宮崎 → 全国
宮崎企業・商品・サービス・人材
↓
HALHARE
↓
企画・営業・Web・SNS・動画・EC・ライブコマース等
↓
県外の企業・市場・顧客へ
この双方向の流れをつくります。
HALHAREが全部を抱えるつもりはありません
むしろ逆です。
HALHAREだけで全部やろうとすると、この仕組みは大きくなりません。
Webが得意な人。
動画が得意な人。
営業が得意な人。
文章が得意な人。
地域との関係づくりが得意な人。
企業。
学校。
メディア。
クリエイター。
それぞれが得意なところを担当する。
HALHAREはその間に入り、
仕事をつくり、設計し、人をつなぎ、実行できる状態にする。
そこに集中します。
最終的につくりたい状態
宮崎にいるから、仕事の選択肢が少ない。
地方企業だから、必要な人材が見つからない。
県外企業だから、宮崎で一緒に動ける人が分からない。
学生だから、実務経験を積む場所がない。
フリーランスだから、大きな案件に参加できない。
良い商品があるのに、県外への売り方が分からない。
こうした「間」を、一つずつつないでいく。
そうすると、
仕事が人を呼び、
人が新しい仕事をつくり、
実績が次の仕事を呼ぶ。
そんな循環が地域の中に残っていくと思っています。
まだ完成した仕組みではありません。
THE BURROWも、UCC SCHOOLも、販路づくりも、これから実際の案件を重ねながら改善していく段階です。
だからこそ、今の過程も残していこうと思います。
完成してから「こういうものをつくりました」と発信するのではなく、
どう考えて、どう設計して、どう実行して、何がうまくいかなかったのか。
そこまで含めて発信していく。
HALHAREが目指しているのは、
宮崎と全国を、仕事でつなぐこと。
県外の仕事を宮崎へ。
宮崎の人・企業・商品を全国へ。
そして、一度きりの仕事ではなく、次の仕事が生まれる仕組みまで地域に残す。
それを、これから一つずつ実証していきます。