「入社半年で役員になった話と、それより大事なこと」
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正直に言うと、MUSICOを選んだ理由は「人」だった。
でも少し遡ると、自分のキャリアはずっと「食」の周辺にある。
新卒では大手テーマパークに入り、現場でフードサービスを回す仕事から始めた。レストランの時間帯責任者として売上とコストを自分で動かし、その後は農園の事業再生まで担当した。食の「現場感」がどういうものか、骨の髄まで染み込んだ期間だったと思う。
次に移ったのがコンサルティングファームだ。そこでも偶然なのか必然なのか、担当案件の多くは飲食・食品系の企業だった。コンビニの物流、食品卸の基幹システム、飲食受託の業務改革。今度は「外から」支援する立場で、クライアントの経営課題に向き合い続けた。
2年ちょっと経って、ぼんやり感じていたことがある。「自分は一番大事な意思決定に、座っていないな」と。
コンサルの仕事は面白い。でも最後に判断するのは常にクライアント側の人間だ。自分が設計したものが使われるかどうかも、どう使われるかも、こちらにはコントロールがない。それ自体が仕事の性質なのはわかっている。ただある時期から、「もっと直接、手を動かして結果に責任を持ちたい」という気持ちが強くなっていった。
MUSICOのことを知ったのは、そんなタイミングだった。
外資系のテック企業や金融機関向けに、本格的なフードサービスを提供している会社で、創業3年目の成長フェーズ。面白いと思ったのは「食をちゃんと体験として設計しようとしている」という姿勢だった。単に食事を提供するだけでなく、働く環境に「食のホスピタリティ」を持ち込もうとしている。
でも最終的に決めたのは、人だった。代表の瀬本さんやチームメンバーたちと話して、「この人たちと仕事をしたい」という直感があった。スペックよりも先に、そっちが来た。
入ってみて気づいたのは、「経営の意思決定に、ちゃんと手が届く」ということだ。
実際、入社して半年で執行役員になった。自分でも少し驚いたが、それがこの会社のスピード感だと思う。コンサル時代に「外から設計していたこと」を、今は「内側で実行している」。営業戦略も、新規拠点の立ち上げも、バックオフィスの整備も、自分が動けばそのまま会社が動く。その手触りの差は、思っていた以上に大きかった。
規模の大きな組織では絶対に得られない経験が、ここにはある。
「食」と「ホスピタリティ」の掛け合わせで、まだ正解が見えていない市場に少人数で挑んでいる。それが今のMUSICOだ。
自分で仮説を立てて、自分で動いて、結果から学ぶことが好きな人に合う場所だと思う。もし少しでも刺さるなら、話してみましょう。