見せないポートフォリオは、無いのと同じだった。
前回は「触れてきた言語を、ポートフォリオとして見せられる形にする」と書いて終わりました。
今回はそれを実際にポートフォリオを作ってみました。
やってみたところ、思っていたよりずっと手こずりました。
「ある」と「見せられる」は、全く違う
作ったものは、手元にはありました。
和菓子屋、ダイビングスクール、ピアノ教室。6業種分の架空サイト。
自分で組んだサイトがいくつか。
形にはなっているはず。
人に見せようとする形を作る中で手が止まりました。
どうやったらみて貰えるのか、外から見ると何を作ったのか伝わりません。
説明が必要だったり、見せ方、作り方に悩んだりしました。
一つ用意するたびに、足りないものが次に出てきました。
まず、何が足りていないのかを書き出すところから始めました。作る作業よりも、その整理のほうに時間がかかりました。
未完成のまま出すと決めた
正直に言うと、これをポートフォリオと呼べるものはないかもしれません。
並んでいるのは練習で作った架空の店ばかりで、お金をもらって誰かのために作ったものは、一つもありません。
ただ妥協して作ったものはありません。
完成をしても外に出ていないものは、無いのと同じだからです。
完璧になることはないだろうし、未完成なものでも出さないと直すところもわからない。相手のことを考えながらでないと本物は作れません。
できてないことろは、知らない、気づいていない場所です。
作業の半分は、コードではなかった
作ってみて分かったのは、ポートフォリオは「作る」よりも「揃える」作業ということでした。
思ったのは、引っ越しです。
部屋ごとに置いてあった荷物を一つの部屋に集めると、同じ物が二つあったり、箱に書いたラベルと中身が違っていたり。自分一人で使っているうちは、どこに何があるか分かっていれば困りません。
人に渡そうとした瞬間、その「自分だけ分かっている状態」が通用しなくなります。
制作物も同じでした。こういう小さなズレが、集めるほど出てきました。
配色、文言、リンクの並び順
1つずつ合わせていきました。気づけば、手を動かした時間の半分は、コードを書く時間ではありませんでした。
「これは何で、どこが良いのか」を、初めての人に伝わる言葉、状態にすることでした。
開いてすぐ触れる状態にする
まだ弱いです。ですが、なんとか人に渡せる一枚にしたポートフォリオ
いまの状態はここに置いてあります → https://kazuma-portfolio.pages.dev
未完成なところも含めて、そのまま見てもらえたらと思います。