30代でウェブ業界を目指して
初めまして。村松瑞穂と申します。閲覧いただき、ありがとうございます!
私は高校を卒業してすぐに就職し、12年間同じ職場で部署移動をしながら働いていました。主に工場の製造ラインでの作業や、事務職をしていました。
そんな中、ふと、「このままここで社会人人生を終えていいものだろうか」と疑問に思い始めました。工場でのお仕事はよく言えば安定、悪く言えば変わり映えしない、やりがいの少ないものでした。そこで意を決して転職することに。
初めは接客業へ。高校生時代、アルバイトしていたこともあり、接客業にはすぐになれることができました。そこで、「お客様へのメニューの提供を素早くしたらもっと回転率は上がり、利益につながるのでは」と思った私は、新人でもみたらすぐに作れるメニュー表を作成し、すぐに見える位置に配置。効率を求め続け、入社したばかりにも関わらず、経営陣に意見を出し続け、結果を出していきました。その時の感覚はとても充実していたように思っています。ですが、職場は効率的<<店の店員同士の雰囲気という考えで、私の考えとどんどん合わなくなっていき、最終的には退職を決意しました。
次に勤めたのがクリーニング店の受付。ここは特に接客マナーに厳しい職場でした。厳しいと言いつつも丁寧に教えてくれる先輩スタッフ。本当にありがたかったです。そして、キャンペーン時期になると、一人一人にノルマが課せられます。必ず達成して、というものではなく、この数字を目標にして、店舗で頑張りましょう!というものでした。
そして、お客様目線に立った時、店員がずっと話しかけてくるのが嫌なお客様もいるし、そもそもこっちの話なんて聞いてない方もいます。なので、私はキャンペーン内容を可視化できるように販促チラシを作成。硬めのファイルに入れて見えるところに配置し、「ただいまこのようなキャンペーンを実施しております。お客様のお品物を拝見した感じですとこちらの加工をつけるとお洋服も長持ちいたしますよ。」とお声がけをしてみたり。すると新人にも関わらず、先輩と同じくらいの数の加工を獲得することに成功しました。
クリーニング店での仕事に精を出していたある日。
私はエンジニアの友人と久々にお話ししました。
・クリーニング店での接客は楽しいけど、もっと稼ぎたい。
・副業として元々得意だったPCを使った仕事がしてみたい
・もっとバリバリ仕事がしたい
という悩みを打ち明けたところ、ウェブ業界があってるのではないか、と助言してもらいました。そして「職業訓練校」というものの存在を知り、思い切ってクリーニング店を退職し、新たにMacBookを購入し、いざ職業訓練校へ。
30代でのウェブ業界への転職は本当に厳しい、そう強く言われていた私はとにかく焦りました。もっと勉強しなくては、もっともっと経験を積まなくては、と毎日毎日気が狂いそうでした。そしていろんなSNSにアカウントを作り、先輩エンジニアの話を聞いたり、もっと視野を広げると、とにかく私が狭い世界しか見れていなかったことに気づきました。「転職」を目指さなくてもいいのでは?と。
最近では、心に余裕を持って勉学に励んでいます。実務に近い形でコーディングを学んでみたり、AIの使い方や、クラウドソーシングを利用しての案件獲得方法など、とにかくまだ私が知らないことがたくさんあって、最初の頃からは考えられないほどの知識を広げられています。
職業訓練校も、もう1ヶ月弱で卒業になりますが、自信を持って生きていける気がしています。これからは、業務委託という形で企業様に貢献できたらと思っています。