AIトレンドと脳のお話
AIは「今まで自分で考えて答えを出してきたこと」を代わりにやってくれるツールですが、すべてを代行してくれるわけではありません。
脳科学や行動心理学の本を読むと、人間の脳そのものは説明可能な構造が解き明かされているので、個人の脳のアルゴリズムをモデル化したAI化も可能といえなくもないです。しかし、次のような問題が発生します。
合理的判断(システム2):ある程度、ロジカルに説明ができるので、モデル化できる可能性あり
直感的判断(システム1):本人の中でパターン化されており、言語化されておらず、状況判断になりやすい
社長のような経営判断に関わる意思決定を毎日のようにやっている方たちは、システム1が強いと感じます。要するに、経験ベースで構築された成功パターンが、身体に染みついている状態です。
つまり、本人しかわからないことがあまりに多すぎて、他の人が再現できない状態になっています。
AIによってそれが補完できるのか?というと、そもそもでこの発想がない時点で、AIの機能そのものに依存した仕組みができるのでは?とも思います。