オーストラリアでの暮らし
Photo by hayato togashi on Unsplash
202311~202402のお話
大好きだった前職を退職し、
「海外に住んだら、自分は何を感じ、どう変わるのか」
それを確かめるためにオーストラリア・メルボルンへ渡りました。
滞在は約4ヶ月。
1ヶ月のホームステイ、2ヶ月の外国人とのシェアハウス、そして1週間の牧場での住み込みボランティア。
短い期間でしたが、自分の感情の動きや、働くことの意味を深く考える時間になりました。
実際に住んでみて初めて、
言語が自由に使えない不安や、日本とは大きく異なる価値観の中で生活する難しさを体感しました。
現地でのアルバイト探しでは、店舗を一軒ずつ回り、慣れない英語でビラを配る日々。
正直怖さもありましたが、自分から動き、伝えにいく胆力が鍛えられた経験でした。
午前中は学校に行き、
午後は外国人の友達とカフェでおしゃべりする。
最初は新しいことにわくわくしていましたが、
次第に「私は何をしているのだろう」と
悶々とする日々が続きました。
いろんな人に会い、活動しているのに、何かが足りない。
この4ヶ月を通して強く実感したのは、
私は「人の力になること」に生き甲斐を感じるタイプだということでした。
仕事が好きだと思ってはいましたが、
その理由はお金ではなく、
「誰かの役に立っている」という貢献感なのだと、気づきました。
ここでは助けてもらうことが多く、
自分が力になれている実感がほとんどなかったのです。
本当はもっと長く滞在する予定でしたが、
「今の自分で貢献できる場所に身を置きたい」
そう思い、日本へ戻る決断をしました。
今振り返っても、あの選択は正解だったと感じています。
せっかくなら日本ではできないことをもっとやりたい。
帰国前の最後の1週間は、携帯の電波も通じない山奥の牧場でボランティアとして生活しました。
時計を見ることはなく、お腹が空いたらご飯を食べ、暗くなったら家に戻る。
日本では考えられないほど、自然のリズムに委ねた暮らしでした。
1日に5食食べる日もありました(笑)。
「いつご飯が食べられるかわからない」「いつお風呂に入れるかわからない」
そんな状況に意外とストレスを感じる自分に気づき、
普段いかに時間を基準に行動し、小さな予定を積み重ねて生きているかを実感しました。
短い期間でしたが、この経験は今でも自分の軸になっています。