制作の精度を高めるために、「前提整理」を大切にしています
業務の7割は「前提の確認・整理」
私はデザインやライティングの案件を受注することがあります。制作業務というと、ひたすらデザインや文章を作るイメージがありますが、実は私の業務の7割を占めているのは、前提の確認と整理です。
Webデザインであれば、誰に見せるもので、何を目的としているのか。ライティングなら誰が読む想定で、ゴールはどこなのか。そうした前提条件を先に整理してから成果物を作ります。
これは、成果を生むデザインや文章を作るために欠かせないプロセスだからです。
私の専門ジャンルである化粧品関連の記事作成では、「今売れている商品・これから売れそうな商品」を探したり、ユーザーの悩みをリサーチしたりといったことも行います。記事内で取り上げる商品を探す・実際の消費者の動きを観察するといった目的で、店頭に足を運ぶこともあります。
こうした情報収集もすべて、「どんな成果物を作るべきか」という前提を整理するためのプロセスです。
また、継続的に関わるクライアントの場合は、会社の事業内容や方針なども理解した上で制作に入るようにしています。クライアントの背景を把握することも、前提整理の一部だと考えています。
「前提整理の人」の立場を明確にしたWebデザインセミナー
私は以前、ぬるま湯デザイン塾のセミナーを受講する機会がありました。その際、塾長の尾上博輝氏から教わったことの一つが、「デザインを作る前に、必ず前提を確認すること」でした。
前提が曖昧なままでは、成果が上がるデザインを作ることはほとんど不可能ですし、手戻りも多くなってしまうからです。
私はそれまで、前提整理のプロセスをほとんど無意識に行っていました。ですが、このセミナーを通して、それが制作において重要な工程であることを改めて認識しました。
そして同時に、デザインに限らず多くの制作において、私はずっとこの「前提整理」を行ってきたのだと気付いたのでした。
このセミナーに参加したことは結果的に、「前提整理の人」としての自分の立場を明確にするきっかけになりました。
制作現場で意外と共有されない「前提」
そうした視点で世の中を見てみると、「前提が共有されないまま制作が進んでしまうケース」は決して少なくありません。「先に確認していれば、せずに済んだ手戻り」が常態化している現場もあります。
前提整理が必要になるのは制作の現場だけではありません。経営判断をするときも、まず行うのは前提整理です。今起こっている問題と優先順位、問題の規模などの前提を整理した上で、何をいつどのように行うのか、後回しにするのか、続けるのか、それともやめるのかを判断します。
そのため、私が行っている「前提整理」は、経営者や事業責任者の方が意思決定をするときの壁打ち相手としても役立つことがあります。考えていることを言語化しながら整理したり、前提条件を一緒に確認したりすることで、判断に必要な情報が整理されていくからです。
ChatGPTの精度も上げる「前提整理」
ChatGPTなどのAIを使う際も、目的や前提条件を整理した上で使うようにしています。制作の前提を整理するのと同じで、AIに何を任せるのかを先に決めておくことで、作業の精度やスピードが大きく変わるからです。
「作る前」「判断の前」の工程から関われます
制作というと「作ること」に目が向きがちですが、実際にはその前段階の整理が成果を大きく左右します。
私はデザインやライティングの制作だけでなく、この「前提整理」の部分から関わることができます。クライアントと同じ目線で状況や目的を整理し、コンテンツの設計・制作まで一貫して対応可能です。
また、必要に応じて、ChatGPTの精度を上げるお手伝いもできます。
- 何から整理すればいいか分からない
- 制作を進めているが手戻りが多い
- 目的やターゲットが曖昧なまま制作が進んでいる
- 考えていることを整理する壁打ち相手がほしい
- ChatGPTを導入したが、もっとスムーズに動かしたい
もし、こうした状況があればご相談いただければと思います。