アラフィフ、看護、エステ。私が『これからの私』をデザインしようと思った理由
このストーリーにたどり着いてくださった方、こんにちは
転職活動にあたり、Wantedlyに辿り着き、今これを書いています。
私の自己紹介はプロフィールを覗いていただければと思いますが、今回はこちらでもう少し詳しく書いていこうかなと思います。
私の看護師としてのキャリアは今から26年前です。
当時首都圏内の大学病院に勤務をしていました。
私が勤務していたのは、主に頭頸部腫瘍と呼ばれる耳鼻咽喉科領域の癌のかたが多く入院する病棟でした。それ以外にも乳がんや血液の癌など多くの患者さんのケアに携わりました。
手術、放射線、化学療法によって患者さんは身体的、精神的なダメージを負います。特に自分の目で確認しやすい部分の変化は、患者さんにとってとても大きな精神的な負担になっていることに気が付きました。
患者さんのために何かできることはないだろうか・・・?
そう思っていた時に偶然テレビで見たのは、フランスの医療機関で行われているソシオエステティックでした。
フランスでは化学療法中であろうとベッド上の安静であろうと、病院でマニキュアやマッサージを受けることができる。どんな状況にあっても美容を通して自分らしさを取り戻すことができる!!
これだ!
まさに雷に打たれたような衝撃が走り、日本でエステティックを受けた経験もなくフランス語も話せない私が、フランスに行くことを決めたのです!
まずは言葉を習得し、その後職業訓練学校に入学しました。30歳の私が10代の女の子たちと共にエステを学び、エステティックサロンで修行する。今考えるとかなり無謀な挑戦でしたが、多くのお客様や同級生、先生方のサポートを受けて無事にCAPという資格を取ることができました。
フランスのエステティックサロンで感じたことは、美しくなることに年齢も性別も障害の有無も全く関係ないということ。サロンでは、様々な人種、性別、年代の方にエステティックをさせていただきました。
日本にいると「若い」ことが尊ばれますが、フランスでは年齢はただの数字。むしろ自分らしいことの方が大切で、その考え方の違いに私も多大な影響を受け、自信を持って日本に帰ってきたことを思い出します。
その後、日本でもエステティシャン資格を取得後、病院、介護施設、クリニックなど様々な場所でソシオエステティシャンとして従事。ソシオエステティックの普及のために講演活動を行いました。働いていた介護施設の利用者様、その後家族、スタッフからはソシオエステを受けたことによる喜びの声をたくさんいただくことができました。
自分の中でソシオエステティックをやり切った思いがあったのと、自分自身のメンタルヘルスの悪化により、しばらくは仕事をセーブしながら過ごしてきたこの数年間。
現在50歳も目前にして、もう一度自分の経験を活かして働きたいという意欲が出てきました。
今の私に何ができるのだろう、と考えたり不安になることもたくさんあります。
しかしこれまでの自分を振り返ってみると、道がないところに道を作って切り開いていく力があることを思い出したのです。
ここ数年メンタルダウンしていて、新しい分野に挑戦することに躊躇していた私。
ただ、様々な人のサポートを経てメンタルが回復し、自分がいくつになっても輝ける存在であることを証明したい、そしてそんな私を見た人が勇気を持って一歩踏み出せるきっかけになったらいいなと思って、これを書いています。
年齢関係なく、『これからの私』を作っていくのは私次第。
どうか素晴らしい人生がこれからも続きますように。
<参考資料>
・MRIC:Vol.185 日本の医療にソシオエステティックを ~新しいカタチのエステティックを日本に普及させるために〜
・神奈川新聞:広がれ、希望の美容「闘病生活
<講演実績>