なぜ「経理再構築」を仕事にしているのか
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経理の仕事というと、仕訳入力や請求書処理、月次締めのような「作業」のイメージを持たれることが多いと思います。
実際、私自身もこれまでさまざまな現場で経理業務に関わる中で、まずは日々の業務を正確に回すことが求められてきました。
ただ、現場を見れば見るほど感じるようになったのは、経理は単なる作業ではなく、会社の土台そのものだということです。
請求・入金・支払・証憑管理・月次締め。
これらが安定して回っているからこそ、経営者は安心して本業に集中できるし、現場も余計な不安を抱えずに動くことができます。
反対に、経理が属人化していたり、誰か一人に依存していたり、月次が遅れて数字が見えない状態だと、会社全体の意思決定や成長のスピードが落ちてしまいます。
私はこれまで、経理担当者が急にいなくなってしまった会社、業務フローがブラックボックス化していた会社、クラウドツールを入れているのにうまく活かせていない会社など、さまざまな課題を見てきました。
その中で強く感じたのは、「経理を回す」だけでは根本的な解決にならない、ということです。
必要なのは、目の前の作業を処理することではなく、
経理を止まらない体制に整え、会社が前に進める土台をつくること。
そして、その土台の上で、企業が目指す理想の未来に向けて一緒に進んでいくことだと考えるようになりました。
だから私は、単なる経理代行ではなく、「経理再構築」という言葉を使っています。
担当者任せの経理を、仕組みとして回る状態へ。
不安を抱えながら何とか回している経理を、安心して任せられる体制へ。
そして、その先にある経営課題や理想の実現まで、伴走できる存在でありたいと思っています。
経理を整えることは、過去をきれいにすることではなく、未来をつくること。
それが、私が「経理再構築」を仕事にしている理由です。