本音が出る場は、どうやって作られるのか
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インタビューや1on1の場で、
「話は聞けているのに、本音が出ていない」と感じたことはありませんか。
私はこれまで、日本語教育・接客・多文化環境での対人支援を通して、多くの人と1対1で関わってきました。
その中で感じてきたのは、
「人は、言葉通りに話しているわけではない」ということです。
同じ発言でも、
置かれている状況や関係性によって、
意味や温度は大きく変わります。
そのため、何を言ったかだけではなく、
「どのような状態で、その言葉が出ているか」
を見ることを大切にしています。
経験の中で観察してきたこと
日本語教育の現場では、
・学習意欲が下がっている状態の学生
・違和感を抱えながらも言葉にできない人
と向き合う場面が多くありました。
その中で、
・無理に引き出さない
・すぐに正解を提示しない
・沈黙を急がない
という関わり方をすることで、
少しずつ本人の言葉が出てくる場面を多く経験してきました。
また、多国籍環境での研修運営や生活支援では、
・関係が自然に生まれる場
・逆に、誰も安心して話せない場
の違いを観察してきました。
そこで感じたのは、
「対話の質は、人柄だけでなく“場の設計”によって大きく変わる」
ということです。
現在関わりたいこと
現在は、
・ユーザーインタビュー
・1on1
・リサーチヒアリング
などの場で、
・本音が出やすい状態を整える
・反応を固定しない進行を行う
・まだ言語化されていない感覚を扱う
ことに関心があります。
分析や提案を主導するというよりも、
その前段で「実際の声が出る状態」をつくる役割に強みがあります。
スタンス
私は、
「課題を引き出す」ことよりも、
「まだ整理されていない感覚が扱われる状態」
を大切にしています。
そのため、
・答えを急がない
・誘導しない
・役割に押し込まない
というスタンスで対話を行っています。
最後に
発言を集めるのではなく、
その発言が生まれている状態ごと扱う。
そういう関わり方をしています。
もし、
社内では出てきにくい声や、
まだ言葉になっていない違和感を扱いたい場面があれば、
外部インタビュアー/モデレーターとして関わることができます。