子どもが生まれてから、働き方を見直すようになりました。
家族との時間を大切にしたい気持ちと、
好きな仕事を続ける姿を子どもに見せたい気持ち。
そのどちらも手放したくない——そんな思いが、私の原点です。
正社員として編集をしていた頃は、やりがいを感じつつも、
ワンオペの家事育児で時間に追われる毎日でした。
「もっと家族に寄り添いたい」という気持ちと、
「仕事を続けたい」という気持ちの間で揺れていました。
世の中では徐々に在宅ワークが広がり、
「いまなら、家庭を大切にしながら働けるのでは?」
そんな思いが芽生えました。
十数年自分を育ててくれた仕事から離れる決断は簡単ではありませんでしたが、
思い切って在宅でのフリーランスに挑戦しました。
ありがたいことにご縁があり、今の仕事に出会いました。
生活に寄り添うコンテンツをつくり、その反応を見ることができる。
その“距離の近さ”に魅力を感じました。
チャンネル立ち上げ当初は2名でのスタート。
分析担当と相談しながら、視聴維持率を意識した編集や
サムネイルの企画・デザインを一つひとつ積み上げてきました。
規模が大きくなるにつれフリーランスメンバーが増え、
出産などで体制が変わる時期もありましたが、
品質管理や検収を任され、制作フローを安定させる役割を担ってきました。
また、企業様とコラボした広告動画化も通算9件担当しました。
「この情報が誰かの助けになるかもしれない」という実感につながり、
制作に対する想いがより深くなりました。
丁寧に作ること、意図を汲み取ることの大切さは、
会社勤務の頃、制作会社の方々とコミュニケーションを重ねる中で学んだものです。
広告動画制作で営業担当とやり取りする際にも、その経験が大きく生きています。
相手の意図を正確に受け取り、
言葉になっていない部分まで汲み取ること。
そして、それを“形にして返す”こと。
これは、どの現場でも変わらず大切にしてきた姿勢です。
フリーランスとして働いたからこそ感じたのは、
子育て世代や、一歩踏み出したいママパパ、
これから家庭を築いていきたい世代を支える仕事は、
実はとても幅広く存在しているということでした。
一方で、チームで価値を積み上げていく仕事や、
長期的に誰かの成長を支える役割は、
組織の中だからこそできることが多いとも感じました。
だからこそ、もう一度正社員として働きたいと思っています。
現在続けている“子育て世代を支える仕事”は私にとって大切で、
これからも責任を持って続けていきたい。
そのうえで、組織の一員として長期的に貢献し、
制作と品質管理の両面からチームを支える役割を担いたいと考えています。
これからも、子育て世代や働く女性を支えるコンテンツづくりに関わりながら、
自分の経験を、誰かの力になる形で積み重ねていきたいと思っています。