事務職6年の私が、「AIを使える事務」として独立するまで
はじめまして。「結灯 -musuhi-」という屋号で活動しているフリーランスの真矢です。
SEO記事の制作、SNS運用、バナー制作といったクリエイティブ支援と、生成AIを活用したバックオフィスサポートを仕事にしています。
最初のストーリーなので、私がなぜ「AIを使える事務」を名乗って独立したのか、その道のりを書いてみます。
事務の6年間で見えた、「もったいない」の正体
私のキャリアの土台は、約6年間の事務職です。派遣として複数の業界を渡りながら、一般事務・営業事務・経理事務を経験してきました。見積書や請求書の作成、月次決算の補助、給与関連の書類、顧客対応——バックオフィスの実務はひととおり触ってきたと思います。
その中でずっと感じていたことがあります。
「この作業、本当に人間が手でやる必要ある?」
毎月同じ形式で作る書類。転記するだけのデータ入力。フォーマットを探すところから始まるメール作成。丁寧にやればやるほど時間が溶けていく、でも誰かがやらなければ会社が回らない。事務の仕事は「正確にこなす」ことが評価の中心で、「仕組みを変える」ことは求められにくい。その構造ごと、もったいないと感じていました。
とはいえ当時の私に、それを変える手段はありませんでした。Excelを工夫して多少速くする、くらいが精一杯で。
生成AIに出会って、「変える手段」が手に入った
転機は、思いがけないところから来ました。
ある日、YouTubeを見ていたら流れてきたSHIFT AIのCM。普段なら飛ばすはずの広告に、なぜかそのときは手が止まりました。「AIを学ぶ」という選択肢が、事務しか知らなかった私の中に初めて入ってきた瞬間です。
そこからAI活用を体系的に学び始めて、最初に衝撃を受けたのは「文章が書ける」ことではありませんでした。**「業務の流れそのものを設計し直せる」**ことです。
たとえば私は今、クライアント対応の文書(提案、修正対応、確認の質問、継続のご提案など)をテンプレートライブラリとして整備し、AIと組み合わせて運用しています。かつて1通ずつゼロから書いていたものが、品質を保ったまま数分の一の時間で仕上がる。バナー制作も、競合分析→制作方針→デザイン→コピー評価まで、AIとの分業フローとして設計しました。
事務職時代に「もったいない」と感じていたものの正体は、仕組み化されていない作業だったんだと、手を動かしながら腹落ちしていきました。
そして気づいたんです。この掛け算——現場の事務を6年やった人間が、AIを実務レベルで使えること——って、実はかなり希少なんじゃないか?と。
AIツールに詳しい人はたくさんいます。事務経験が豊富な人もたくさんいます。でも「どの業務のどこにAIを入れると現場が楽になるか」を、当事者の実感で判断できる人は、まだ多くない。
「結灯 -musuhi-」として独立
屋号の「結灯 -musuhi-」は、実はAIとの壁打ちから生まれた名前です。独立を決めたとき、ChatGPTを相手に「どんな存在になりたいか」を何時間も話し込んで、たどり着いたのがこの二文字でした。
込めた想いは、「帰ってくる場所」。
困ったときに「そういえば、あの人に聞いてみよう」と思い出してもらえる。一度離れても、また戻ってきたくなる。窓に灯りがついている家みたいに、いつでもそこにある存在でいたい——そんな意味を込めています。
屋号をAIとの対話で決めた私が、AIを活用した仕事で独立する。今思えば、最初から一貫していたのかもしれません。
今は2つの柱で活動しています。
1. AI活用クリエイティブ支援 SEO記事制作(ペルソナ設計からメタディスクリプションまで一貫対応)、企業SNSアカウントの運用代行、バナー制作。書く・作るの工程にAIを組み込み、スピードと品質を両立させます。
2. AI強化型バックオフィスサポート 書類作成、データ入力・集計、業務フローの整理。「何から効率化すればいいか分からない」という段階からの相談も歓迎です。事務の現場感覚があるからこそ、机上の空論ではない改善を提案できます。
また、複数の犬と暮らしてきた経験と、6年間の水泳インストラクター経験から、ペット・健康・フィットネス領域は「当事者として書ける」得意分野です。専門性と実体験を求めるコンテンツ制作のご相談も、ぜひ。
これから:「AIを使える事務が、現場を変える。」
「AIに仕事を奪われる」という言葉を、事務職はたぶん一番よく向けられています。
でも私は逆だと思っています。現場を知っている事務がAIを使えるようになったとき、一番大きく現場を変えられる。それを自分の働き方で証明したくて、この仕事をしています。
直近の目標は、中小企業やスモールチームのバックオフィス改善パートナーとして、業務整理からAI導入・運用まで伴走する仕事を増やすこと。その先では、休止中の運動インストラクター経験を活かしたオンライン展開や、簿記・労務分野への対応拡大も見据えています。
「うちのこの業務、なんとかならないかな」——そんな小さな困りごとから、お気軽に話しかけてください。
AIを使える事務が、現場を変える。
その最初の一歩を、あなたのチームで踏ませてもらえたら嬉しいです。
真矢(結灯 -musuhi-) ブランドサイト:https://musuhi.framer.website note:「真矢のAI起業日記」