日本電動アシスト自転車レンタル事業 3年の歩み
気づけば、日本で電動アシスト自転車のレンタル事業を始めて、もう3年が経ちました。手探りで試験的に始めた段階から、運用体制を確立し、今では事業モデルも安定し、異国の地でしっかり根を下ろすことができました。
私は日本に来て7、8年になり、これまで民泊や飲食業に携わってきました。長年現地で試行錯誤を重ね、日本観光業の隆盛期も、コロナ禍の厳しい低迷期も経験し、日本の観光市場の本質を深く理解しています。その後、偶然のきっかけをきっかけに事業転換を決め、観光地向け電動アシスト自転車レンタルの分野に進出しました。
富士山観光に精通している方ならご存じの通り、当地の従来のレンタカー・レンタサイクル店は営業時間が非常に限られています。通常は18時頃に閉店し、冬期になると16時過ぎには営業を終了する店が大半です。そのため、日の出鑑賞を目的に訪れる観光客にとって非常に不便で、早朝・未明に車両を借りることはできません。また、前夜からの長時間レンタルは料金が大幅に高く、コスト面で非常に割に合いません。
さらに、日本の観光地には世界各国から観光客が訪れるため、多くの中国人観光客・外国人観光客が言語の壁に悩まされています。コミュニケーションがうまく取れず、確認作業が長引き、せっかくの旅行がストレスで残念な体験になってしまうケースが多く見られます。
その時、国内のシェアモビリティサービスを懐かしく感じました。時間の制限もコミュニケーションの手間もなく、いつでも自由に利用できる利便性です。この経験から、日本の観光地にも便利なシェア式電動アシスト自転車の仕組みを導入したいと強く思い、事業を立ち上げる決意をしました。
決意を固めた後、ゼロからチームを立ち上げ、車両の企画・設計・製造から、専用管理システムの開発・テスト・アップデートまで一貫して自社で行い、日本の観光市場に完全に適応した電動アシスト自転車レンタルモデルを確立しました。
この3年間、私たちは一歩ずつ着実に事業を推進してきました。創業当初は富士山エリアにわずか50台からスタートし、口コミを積み重ね、運用モデルを磨き上げてきました。当初は一軒一軒民泊やホテルに営業に回っても断られ続け、知人の紹介を頼りに少しずつ設置拠点を増やすしかない状況でした。現在では、周辺の民泊・ホテル事業者の方から自発的に設置の相談をいただくまでになりました。
現在、日本国内の総設置台数は1000台を超え、富士山・沖縄・白浜など主要観光地にサービスを展開しています。ハイシーズンの車両稼働率は95%以上、平均単価は2000円に達し、運用体制・サービス体制ともに完全に成熟しています。
私たちは常に進化を続け、車両設備や管理システムのアップグレードを重ね、ユーザー体験の最適化を推し進めると同時に、観光地周辺の設置拠点を拡大し続けています。
日本で観光関連事業を営む上で、幸運に頼るのではなく、長期的な継続と日々の細やかな改善こそが、事業成長の秘訣だと確信しています。
📌 日本在住で民泊・ホテル業を営まれている方、観光地のリソースをお持ちの方は、ぜひ交流・協業のご相談をお待ちしております!