現在、私は求職者支援訓練にて【AI・Web・マーケティング総合科】を受講しており、デジタルコミュニケーションやデータ分析を学んでいます。
今回は企業マーケティング分析講座の課題として、「特定の企業を分析し、施策を立案する」というレポートを作成しました。
せっかくなら、私が管理栄養士として約30年間向き合ってきた「健康と食」の領域で実戦的な分析をしたいと考え、今回は精麦技術で国内シェア約6割を誇る【株式会社はくばく】様を対象企業に選定しました。
💡 なぜ「穀物(はくばく)」に注目したのか?
昨今のコメ価格高止まりや、健康志向・腸活トレンドの拡大により、日本の主食市場は従来の「単なるカロリー摂取」から、「健康価値を上乗せした高機能穀物」へとパラダイムシフトが起きています。
その中で、はくばく様が持つ「独自の加工技術」と「ブランド資産」を、現代の即食・簡便化ニーズにどう最適化させるかを検証しました。
📊 分析のアプローチと気づき
PEST、3C、4P、SWOT分析を通じて事業環境を整理した結果、最大の成長ボトルネックは「(もち麦などの)認知率は高いが、継続購買率が急減する『ファネルの目詰まり』」にあると仮説を立てました。
管理栄養士としての現場感覚からも、消費者が挫折する一番の理由は「雑穀に合わせるおかずが分からない」「家族の好みが合わない」という点にあります。
そこで今回のレポートでは、単純な価格競争や広告投下ではなく、以下のような施策をKGI/KPIツリーに落とし込んで提案しました。
- 献立プログラムの開発:
大学生、高齢者、ダイエット中など、ライフスタイル別の献立を管理栄養士監修で毎月提案し、日常化(LTV向上)を促す。 - 健康診断連動キャンペーン(BtoBtoC):
健保組合等と連携し、特定保健指導の文脈で「穀物米30日体験プログラム」を提供し、職域からの新規獲得を図る。 - J2スタジアムドリンクの創出:
ヴァンフォーレ甲府のスポンサー資産を活かし、Z世代や少年層向けに「炊飯」以外の新しい消費シーン(飲料・デザート)を体験型マーケティングとして提供する。
▼レポート本編(全34ページ)はこちらからご覧いただけます
https://drive.google.com/file/d/14-L8YnLvBWsJ_k9dmhLc3g7ymeVI1e84/view?usp=drive_link
(※本資料は職業訓練の課題として、一般公開されている情報をもとに独自に分析・作成したものであり、対象企業様とは一切関係ございません。)
📝 今後の展望
これまで私は、食品メーカーでのチルド惣菜開発や、企業健保で保健指導や健診後フォローに従事してきました。
今回、マーケティングのフレームワークを学んだことで、自分の持つ「現場の栄養学・消費者ニーズの引き出し」を、事業貢献に直結する「戦略」へと昇華させる面白さを実感しています。
今後は「健康×食」の領域で、生活者の健康課題と企業の事業課題を同時に解決できる実務家として挑戦していきたいと考えています。