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僕がいかに健康であることを願うのか。

〇なぜ自分が健康を求めるのか

まず最初に、自己紹介をさせてください。

私自身、「食」に脅かされたという強い原体験があるわけではありません。しかし「健康であること」は、私の人生を豊かにし、幸せにするためには絶対不可欠なものであると考えています。

私は4歳の頃からTBSのSASUKEに憧れ、2018年4月より休学をして、22歳の今になって本気でSASUKEのトレーニングに励んでおります。その他にも跳び箱・スパルタンレース、ボルダリングの練習にも励んでいます。

トレーニングはただ筋肉トレーニングをし、プロテインを飲んでいればいいというわけではありません。筋肉を最大限に肥大化させるためにアミノ酸は必須ですし、このアミノ酸は食事ではなかなか摂取することはできません。

さらに、アミノ酸だけでなく、ビタミン・ミネラルのバランスの良い摂取も心掛ける必要があります。毎朝納豆を食べ、夕食は米を食べずに豆腐で代用しています。

減量もスポーツのパフォーマンスを上げるためには必要なことです。もちろんただ食べなければよいというわけではなく、血糖値の低いもので間食生活を心掛ける必要があります。そのために低炭水化物のナッツ、脂質のない干し芋を毎日食べています。

まだまだ勉強中ではありますが、減量するときは空腹状態と満腹状態を作らないことがコツです。

・・・これらは、休学をして約10か月間かけて見つけてきた、自分のパフォーマンスを上げるための食生活です。

休学してすぐのころは毎食そばで乗り切ろうとしていました。しかし体調は上がりませんし、痩せませんでした。すると当時一緒に住んでいた兄の友人が栄養学を専攻していたため、私に栄養素のアドバイスをしてくれました。

「このままではいけない」と思い、「健康は投資」という考えの元、スーパーのサラダを毎回の夕食で食べ、外食するときもサラダを欠かさずに食べました。

自分でも栄養の勉強をして、今では肉は鶏肉にほぼしぼり、DHA・EPAの豊富な魚を週3回食べる生活をしています。

すると体脂肪率は2桁を切り、筋肉量は増えて脂肪を減らすことに成功しました。そばで済ませていた食費は跳ね上がりましたが、22歳にして健康の尊さを自覚したのです。

みるみる自分の身体のパフォーマンスが上がっていくのを感じて、健康に関する情報を集めるのが楽しくなっていきました。

スポーツによかっただけでなく、もう1つのインターンシップにもいい影響をもたらしました。

私はもともと免疫力が低く、偏頭痛持ちでした。

小学生向けの探究型学習塾のインターンシップをしているのですが、子どもたちと関わることは多大なエネルギーを必要とします。子どもたちと過ごす時間は楽しくて充実しているのですが、授業後は毎回疲弊し、その場を動けなくなることもあり、頭痛に苦しんでいました。

そこで考えたのは、先述の間食(ナッツ、干し芋、バナナ)を取りいれ、乳酸菌の入った飲料水やビタミンCの入ったレモンウォーターを飲むようにしました。

すると徐々に改善が見られ、今では授業後にどっと疲れることもなく、振り返り作業に没頭できるようになりました。

〇健康を提供してみたいと感じたざわめき

健康を提供することに関心が湧いたきっかけは、インターンシップ先の企業が展開する授業でした。世の中の様々な仕事になり切って自分の好きなことや疑問に感じたことを見つけてもらい、将来やりたいことを見つけてもらうという趣旨で「なりきりラボ」という授業です。

その中に「栄養士・トレーナー編」がありました。それまで健康に関心を向け始めた時期で、小学生の食生活にも関心を持つようになりました。

自分が栄養の事を学んだ以上に、「どうしてこの子たちはお菓子を食べるのだろう?」という疑問がわきました。それ以来体調不良で休んでしまう生徒のことを案じ、体調を崩してしまった共に活動する大学生の同僚に対してざわめきを感じるようになりました。

「何かサポートできることがあったんじゃないか」

私は健康に投資するし、必要な知識を自然に仕入れることができます。身体が勝手に動いてしまうくらいに健康オタクになりました。

休学して沢山の大切な仲間ができました。彼ら彼女らの多くが健康に悩む中で、僕ができることは運動・食事のサポートです。大切な人たちを大切にしてあげたい。それが私の願いです。

食事は生活に必要不可欠であり、より社会的な文脈の中で健康問題に取り組んでみたいと感じています。

とはいえ、どんなことがしたいのか、自分ではわからない

率直に申し上げると、「ない」「分からない」が答えになります。

ただ、はっきりしているのは、「私の大切な人たちを大切にすること」がやりたいことです。

私は小学校時代のいじめ、家族からの心からのつながりを感じられないことで疎外感を感じながら生きてきました。

また休学して人間関係が充実するまで、どこか人に安心感を感じられないまま過ごしていました。

全ては「自分への自信がなかった」ことが理由だと思います。

その自分が徐々に解き放たれ、ありのままに生きる安心感を感じるようになったのは、2018年4月に参加したキャリア教育合宿です。

社会人メンターとの対話、自分の過去から未来に繋げるカウンセリングを通して、自分がほんとうに「ありたい姿」を明らかにしてきました。

自分でもようやくSASUKEに本気で取り組めるようになり、深いところで繋がれる友人が沢山でき、その方々がくれたチャンスを活かし、充実した休学生活を送っています。

彼ら彼女らはビジョンを持っていて、本気で自分の人生を歩んでいきたいと誓い、行動している人たちです。

自分の可能性を広げてくれた人たちを支えたい。中には愛したい人もいます。インターンシップで子どもたちと関わる中で、子どもたちが健康に脅かされることなく、自分の好きなことを見つけて、仲間と繋がり、幸せに生きるサポートをしたい。

大切な人たちの未来。子どもたちの未来のサポートを何らかの形でしていきたいと思っています。

大切にされるということは、自分も「あなた」も内側の源に気づけるような聴く・聴かれる経験をするということだと思います。自然体で、無理がなくて、肩の力が入っていない状態。

これは心のケアによって実現できるとは思いますが、ベースである身体のケアなしにはなし得ないことだと思います。

私ができることは運動や健康のサポート。この2つは身体が勝手に動いて、成長しよう、努力しようと改めて思うまでもなくコミットできるテーマです。

写真の料理は、筋肉に良い料理を大切な友人に振舞ったときの写真です。感謝をされて、貢献できたことが本当に幸せでした。

働く人に欠けている栄養素のレポート、健康的な食事を直に提供する業務、親子の食育など、健康という日本の大きな社会課題に取り組みたいです。

上記には具体的なことを書くことはできませんでしたが、大切な人たちをサポートすることにコミットすることがやりたいことだなと思います。