きっかけは「自分が変わりたい!」『サンクスター』開発秘話 その2 ~ものづくり編~
そもそもなんで銀行さんは、「ものづくり補助金」を勧めるのかな?
銀行さんにメリットないだろうに??と思ったので、聞いてみました。
銀行がものづくり補助金を勧める理由とは?
平 田「返さなくてもいいお金の補助金であるならば、なぜ銀行さんはものづくり
補助金を勧めてくれるんですか?」
銀 行「補助金は申請が通ってもすぐにお金が払われる訳ではないのです。
確かに返済義務はないのですが、お金を払った領収証などを申請して、
後から補助されるお金なんです。銀行はその間のつなぎ融資がしたいんですよ」
平 田「なるほど~。国に認定された事業で、お金を国が出すならば、
銀行さんも喜んでお金を貸せるってわけですね」
ものづくり補助金の申請を決意!
埼玉りそな銀行さんから、一通り「ものづくり補助金」のことを聞いた僕は、
申請するのは無料なんだから、やってみよう!と決意するのです。
そこで、当時これから売り出してい!としていた
建設中の建物に最適な移動式防犯カメラ「タイガード」に
一工夫加えて、その開発費用を申請しよう!と申請資料をダウンロードし、
自分なりに資料作成を進めました。
提出する前に一旦専門家に見てもらって意見をもらおうと考え、
支援をしてくださる埼玉県の支援団体を訪れたのです。
そこで、言われた一言は、
「商品の仕入と思われるものはダメなんです。」
もともとものづくり補助金の資料を読んで、「仕入」はダメだと
知っていた僕は、自分なりの解釈(言い訳??)した資料をまとめ上げ、
「仕入れと思われないように・・・」と申請書を作っていました。
が、しかし、さすが支援団体のプロですね。一発で見破られました!!(笑)
申請失敗!そこからどうする??
とすると、本当に1から何かを創ろうか?
でも僕らに何が創れる??
そもそもお客様は何を求めている??
一人で考えていても答えが出ないので、社員の赤羽根君に、
平 田「この前のもの補助、受付もできなかった・・・。仕入って思われたらダメなんだって」
赤羽根「そうなんですかー。困りましたね。。。どうします?」
平 田「せっかくだから違う商材をゼロベースで考えたいんだけど、
ごはんでも食べながら話せない?」
赤羽根「いいですねー。行きましょう!」
と、浦和のとある飲食店に向かうのでした。
この時、2015年3月末の暖かくなってきたなぁと感じた夜でした。
この続きは、次回、~発見編~ をお楽しみに!