1
/
5

きっかけは「自分が変わりたい!」『サンクスター』開発秘話 その8 ~ブランディングとの出逢い編~

ブランディングとはそもそも何か?

ブランドっていうと、私の頭に浮かぶのは、

エルメスやグッチみたいな高級品を思い浮かべます。。。


確かに質も高いので、それなりに長持ちするのですが、

高級品を購入するほとんどの方の心理状態は、

【優越感】【嫉妬に対する劣等感の回避】【達成感】など、

他人との比較に勝ち得たことによる自己満足が強いのではないでしょうか?


その証拠に、エルメス社は馬具工房として創業したが、自動車の発展による

馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移して成功した。

現在でも馬具工房に由来するデュックとタイガーがロゴに描かれている。

デュックは四輪馬車で、タイガーは従者のこと。主人が描かれていないのは

「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」

という意味が込められているためである。


を知っていて、だからエルメスを選ぶ。という人がどれだけいるだろうか?

と思うからです。


ブランディングとの出逢い

木幡直人さん( https://www.facebook.com/naoto.kohata )の

『中小企業におけるブランディングとは何か?を学ぶ』

を聞いて、私のブランディングに対するイメージが一新されました。

ブランドとは、『理念を具現化したものである』

これを聞いた時に、なるほど~~~~。。。

小手先のテクニックや広告宣伝をうまくやることが

ブランディングではない。って心底思いました。


また、ブランドとは、

『我々はこういう考え方で商品サービスを提供します』

という【お客様との約束】なんだ!と理解できたのです。

ここに気が付いた時、せかっく自社オリジナル開発をして、

商標や特許取得を申請するんだから、いいものを創りたい!

っていう気持ちが高まりました。でも・・・。

メーカーから仕入れて売ってきたことしかできない僕たちに、

ブランドづくりって自分たちだけでできるかなぁ??


  う~~~~ん。。。。。。


悩むこと10秒。【無理だな(笑)】ってことで、

ものづくり補助金申請で作ったスイートレスポンスの資料と、

先日作って発表したての「中期経営計画書」を持って

木幡さんに相談に伺い、コンサル契約をお願いしたのです。


そのコンサル契約するときに、木幡さんから予言めいた言葉を言われました。

木 幡「平田さん、スイートレスポンスっていうブランド名は

    いずれ変わるかもしれないですね」

平 田「えっ??何でですか?」

木 幡「(笑)いえ、今は意識しなくてもいいので、気にしないでください」

平 田「??そうですか。課題をやっていくうちに僕の考え方が

    変わるだろう?っていう意味ですね??(笑)」

木 幡「(笑)まぁそんな感じです。(笑)」

ブランドマネージャーへの道

木幡さんから色々宿題を頂き、その課題に躍起になっていた頃、

木 幡「平田さんも、ブランドマネージャーの二級を取得しませんか?」

平 田「ブランドマネージャー??何ですかそれ?」

木 幡「自分が所属しているブランド・マネージャー認定協会で発行している

    資格を2日間で取得できるんですよ。ブランド構築の「型」がより

    理解できるし、今、平田さんが煮詰まってる部分が明確になるかも(笑)」


■ブランドマネージャーの二級取得講座


ベーシックコース | ブランド・マネージャー認定協会
魅力ブランド代表/プロデューサー。 愛媛県出身 広島大学卒業。 ...
http://www.brand-mgr.org/lp_basic02/?gclid=Cj0KEQiA3Y7GBRD29f-7kYuO1-ABEiQAodAvwIShhfFCAfZeTTgIdhfH4oIJ61VTTMSxAA_EUbv3qEIaAlZM8P8HAQ



今まで、【スペックや機能、価格比較】で生き抜いてきた僕にとって、

頭が真っ白になるくらい次元の違う話に聞こえていたブランディングでしたが、

2015年11月14日、ブランドマネージャー二級取得させて頂きました。


価格競争になるのには理由がある

一番勉強になった考え方は、STEP1【市場機会の発見】で行われた【3C分析】でした。

自社も得意で、競合他社やお客様や望む領域。。。

そこは【価格競争】ゾーンだったわけですね。



競合他社がやらずに、お客様が望む自社ができることは何??

そこにこそ新たな市場があり、我々が【日本一】を目指せる機会ではないか。


その機会に我々の経営理念が具現化できるサービスが提供できれば

お客様や働く社員さん。きっとみんなから喜ばれるだろう。

ブランド構築の「型」を手に入れ、8つのステップを学びSTEP2まで創り上げた僕は、

自分の会社は、これをやるために創ったのかもしれないなぁ。と

実感し始めておりました。また、それと同時に、

これは我々だけではなく、お客様にも言えることではないだろうか?

と思い始めていた頃、8つのステップの3を自分なりにやっても、

木幡さんとの打ち合わせで説明すると、スペック比較の平田が見え隠れして、

先に進まないというか、ブレブレというか。。。


そのタイミングは少しも遅くもなく速くもなく

そんな時に、いつも大変お世話になっている

日創研埼玉経営研究会( http://saitama-keiei.net )の日向野会長(当時)から


日向野「来年から経営理念委員会の委員長をやってくれないか?」

    とオファーを頂いたのです。


平 田「えっ??僕でいいんですか???」


この続きは、次回、~経営理念の再定義編~ をお楽しみに!

1 いいね!
1 いいね!