1
/
5

■作家■池松潤■JunIkematsu■author

【私の仕事について】
時間は、すべての人に平等である。
意味のある時間を、過ごすためには
目の前に与えられた「人生の演じる役割」を果たすことが大事だと思う。
その答え=物語は、「人」の中にある。
そこにある「物語」を、私なりの「視点」で綴ってみる。

【なにをやっているのか】
小説を書くことは、一文字一文字に「想い」を込める事が大事だと思う。
しかし物事には光と影があるように、見えない努力がある。
作家に隠れた努力として、取材することが大事であることはあまり知られていない。
「どう感じたのか」「どういう視点で見えるか」「どう伝えるのがいいか」
悩みながら、葛藤しながら、「頂」に近づいてゆく。
時には、最初からやりなおすのも勇気だ。
蛮勇ではなく、突き進むことも必要だと思う。
それは、せっかくのチャンスを与えられた「心の中の旅」だから。
鮮やかさを見失わないように、自分を信じて「力まず」「楽しんで」「気を抜かず」物語を書き上げる。

【なぜ書くのか】
ビジネスマンの時代に、「書く」事は自分の評価を高めるための仕事だった。
よりビジネス・ステージを上昇・拡大するためのツールだったような気がする。
これからの10年は、資質を活かせる事、そして資質を役に立てる事に、フォーカスをあてていきたい。だから「書く」事は、人生で演ずる大事な役割だと思うようになった。

【どうやっているのか】
物語は、独りで作り上げることは無理だ。
良き編集者というパートナー、本を魅力的に売ってくれる協力者、物語を書評してくれる共感者、そして愛してくれるファン。
物づくりは、多くの人の協力や理解で成り立っている。
だからこそ、その期待に応えなければならない。
それは、良い意味で「期待を裏切る」ということ。
「良くできている」のも大事だが「すごい」を作る努力を怠らない。
だから想定を超える「旅」をする。たとえそれが「小さな旅」だとしても。

【池松潤 Jun Ikematsu 略歴】
作家 Author
1966年生まれ。出身・東京。慶応義塾大学卒業後、
大手広告会社・会社員時代にビジネス書を執筆。ベンチャーリタイヤ後作家となる。

◇関連リンク
https://www.facebook.com/Jun.Ikematsu.Author/
https://note.mu/ikematsu