あの時、誰かが「やってみろ」と言ってくれていたら ── リスクをとって挑む人の、隣にいたい
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「リスクをとってチャレンジする人の隣にいたい」。これが、僕が今の仕事をしている理由です。
20代の頃、僕にもリスクをとって挑んだ経験がありました。
最初に入ったのは、大手の人材派遣会社。仙台で営業をしていました。地方で働く日々の中で「このままじゃいけない」という思いが芽生え、グローバルに拠点のある会社だったので「シンガポールで働けたらかっこいいな」と思うようになった。
そこで僕は、会社を休職してフィリピンに留学し、英語を必死に勉強して帰ってきました。休職明け、勇気を出して上司に言いました。
「英語、結構できるようになったんで、シンガポールとか、トライしてみたいんですけど」。
でも、まったく相手にされなかった。シンガポールどころか、東京のグローバル事業部にすら行かせてもらえませんでした。
当時の僕は1,500名中のトップセールスで、勝手に「わがまま聞いてくれるよね」と思っていた。「20代の若手が世界でやりたいと言ってるんだから、応援してくれる器のある会社だよね」と。でも、ことごとく誰も相手にしてくれなかった。
今思えば、僕の実力も覚悟も、海外赴任を勝ち取るには足りていなかったと思います。それでも当時は、会社を休職して、お金も使って、ポジションも捨てて ── かなりリスクをとったつもりでした。それなのに反応は薄くて、「あ、こんなもんなんだな」と。正直、結構こたえました。結局「それなら自分で環境を選ぼう」と、その会社を離れることにしました。
あの時、もし役員くらいの誰かが「鈴木はずっとトップ営業で、リスクとって勉強してきたんだから、英語力は足りないけど1年シンガポール行かせてみたら? 化けるかもしれないよ」と言ってくれていたら。僕の人生は大きく変わっていたかもしれません。
でもあの時、「やってみたら」と言ってくれる大人は、一人もいなかった。
だからこそ、リスクを背負って一歩踏み出す人を、僕は応援したい。
自分の財産を使うこと、今のポジションを捨てること、会社を辞めること。そうしたリスクを冒してでも「これがやりたいんだ」と踏み出せる人は、やっぱり魅力的です。強い原動力、その背景にある熱い想い、そこから繰り出される試行錯誤の数々。そういうものに、僕は惹かれる。
正直に言えば、僕が自然と前のめりになれるのは、そうやってヒリヒリしながら挑んでいる人の隣にいるときです。彼らは今日も、誰かの前で喋ったり、新幹線で移動したり、皆が休んでいる時間にも「何かやろう」と動いている。
その自己実現を、人の面から支えること。何十社もの経営に右腕として入ってきた経験を持って、挑む社長の隣に立つこと。それが今、僕がやりたいことです。
もし本気で挑んでいる方がいたら、ぜひ一度、話しましょう。