この記事はnoteからの転載になります。
今日は、かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会の日です。
鹿児島に戻ってきてから、こういう「街の行事」を以前より気にするようになりました。
花火大会がある。
祭りがある。
たくさんの人が集まる。
昔から鹿児島にいた頃は、どこか当たり前に感じていたことです。
人が多いし、道は混むし、わざわざ行かなくてもいいかな。
そんなふうに思っていた時期もありました。
でも22年ぶりに鹿児島へ戻ってきて、少し感じ方が変わりました。
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サマーナイトの日は、街の空気が少し違う
サマーナイトの日になると、朝からなんとなく街の空気が違います。
今日は花火だね。
何時からだっけ。
どこで見る?
そんな会話が、街のいろいろなところで生まれる。
家族で行く人もいるし、友達と行く人もいる。
会場まで行かずに、少し離れた場所から見る人もいる。
それでも「今日は花火の日」という共通の時間が街に流れている。
考えてみれば、同じ日にたくさんの人が同じ空を見上げるって、普段はあまりないことです。
僕は最近、こういうものが地域には意外と大事なんじゃないかと思うようになりました。
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そして、やっぱりそこには桜島がある
サマーナイトの写真を見ても、鹿児島の街を歩いていても、車を運転していても、市電に乗っていても、ふと顔を上げても。
やっぱり、そこには桜島があります。
鹿児島にいると、桜島ってあまりにも日常の風景なので、普段はそこまで意識しないこともあります。
でも、県外で長く暮らして鹿児島に戻ってきてからは、前よりもよく見るようになりました。
今日は雲がかかっているな。
今日はきれいに見えるな。
噴煙が上がっているな。
そんなことを、特に目的もなく確認している自分がいます。
たぶん僕にとって桜島は、「きれいな観光地」というだけではないんだと思います。
いつもの場所に、いつもの桜島がある。
それだけで、なんとなく安心する。
鹿児島に帰ってきたんだな、と感じる。
うまく言葉にはできないけれど、鹿児島で育った人にとって桜島には、そういう存在感があるような気がします。
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新しいものと、ずっとそこにあるもの
鹿児島に戻ってきてから、新しい店やサービス、面白い会社のニュースを見る機会がかなり増えました。
僕自身、仕事でも新しい事業や新しい仕組みを考えることが多いです。
新しいものが生まれるのは、やっぱり面白い。
一方で、昔からある店がなくなったり、地域の行事が終わったりすると、思っていた以上に寂しい。
最近はそんなことも感じます。
新しいものが増えていくことと、昔からあるものがそこにあり続けること。
どちらかではなく、両方あるから街は面白いんだと思います。
そう考えると、桜島はずっと鹿児島の景色の中にある。
自分が子どもの頃にもあったし、県外にいた22年間もそこにあった。
そして戻ってきた今も、毎日そこにある。
その変わらなさに、少し救われているのかもしれません。
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やっぱり、毎日見ていたくなる
今日の夜は、錦江湾に花火が上がります。
その向こうには桜島がある。
たくさんの人が同じ空を見上げて、その景色を見ている。
そんな夜になるんだと思います。
サマーナイトが終わると、8月もあと2日。
まだまだ暑い鹿児島ですが、少しだけ夏の終わりを感じる日でもあります。
毎年同じ時期に花火が上がること。
いつもの場所に桜島があること。
こういうものは、経済効果とか観光客数だけでは測れない、街の豊かさなのかもしれません。
桜島。やっぱり、毎日見ていたくなる。
鹿児島に戻ってきて、そんなことを思うようになりました。