本文:
■ ノースキルで飛び込んだ、カメラの世界
1972年生まれ。静岡市で生まれ育ち、一度も市外に住むことなく静岡で暮らしています。
地元の短大を卒業したものの、世は就職氷河期。完全に就活の波に乗り遅れた私は、「どこでもいいから!」と滑り込んだ会社を、何も考えずにわずか1年で退職してしまいました。
そんなある日、飲み屋で出会ったカメラマンに「うちで働かない?」と声をかけられます。
何のスキルも知識もないまま、請われるがままに飛び込んだのが、私の撮影人生の始まりでした。スタジオを転々とし、がむしゃらにシャッターを切り、友人とブライダル事務所を立ち上げ……。結婚を機に独立し、2004年にフリーランスのカメラマンになりました。
■ 次男の「かんの虫」が教えてくれた、お母さんたちの気持ち
フリーになってからは、雑誌や出版物の取材同行、そして個人の七五三などの家族撮影をメインに活動してきました。よく喋り、被写体をリラックスさせるスタイルから、いつしか「おしゃべりカメラマン」と呼ばれるように。
そんな私の転機となったのは、2人の息子の育児、特に次男の子育てでした。
比較的スムーズだった長男のときとは違い、次男は「かんの虫」を体いっぱいに溜め込んだような子で、毎日が試行錯誤。ゆっくりとトイレにも行けない日々に行き詰まりました。
でも、その泥臭い経験があったからこそ、世の中のお母さんたちの孤独や葛藤が、本当の意味でつくづくと理解できるようになったのです。子どもの一瞬の表情や、家族の愛おしいバタバタ感を切り取るのが、心の底から得意になりました。
■ 朝日新聞での8年連載と、一人の限界を超えた「ワンストップ」への進化
子育てのリアルな視点を活かして企画した、朝日新聞全国版のコラム「おバかわいいね写真館」「望月やすこの#撮りテク」は、読者の皆様に愛され、気づけば約8年間という長期連載になりました。また、自分が欲しくて作った子育てガイドブック『子連れのタダビバ』も、中部版が好評で、東部・西部版とシリーズで商業出版させていただきました。
私のシゴトの最大の特徴は、「取材先の選定、アポ入れ、取材、撮影、記事作成まで、すべて1人で完結させること」です。
取材を覚えたことで、「見れば内容が伝わる写真」「使い勝手がいい写真」を重視するようになりました。
また、通常ならディレクター、カメラマン、ライターとチームが必要なところを、丸ごと1人でこなします。さらに、そのトーク力を買っていただき、現在はSBSテレビやSBSラジオでレギュラーコーナーを持ち、出演までこなすようになりました。
■ 50代、まだまだ新しいことが大好きです!
気づけば50代、今お仕事をさせていただくクライアント様や編集者様は30代〜40代の方が中心です。「やすこさんに撮って欲しい案件」と言われる喜びは何にも代えられません。
若い世代のクリエイターやビジネスパーソンと一緒に、常に新しいカルチャーやトレンドを見聞きし、フットワーク軽く行動するのが大好きです。長年培った「生活者目線」と「マスメディアで磨いた発信力」を掛け合わせ、今の時代に刺さるコンテンツをスピーディーにお届けします。
ランサーズ上では本名の「荻野やすこ」で登録していますが、実績はすべて「望月やすこ」のものです。
おもしろい企画、熱量のあるメディア運営、心を通わせる取材案件などがあれば、ぜひ一緒に新しいコトに挑戦させてください。