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kloss vol.1

klossは街中にある様々なお店をよりよくお使いいただき、オーナーたちの情熱を受け取り、素晴らしい体験をお店の中や外で体験していただくためにクリエイトされました。

現在は開発中で、パイロットに向けて開発の日々です!

何かあったらここに更新していこうと思います。

今回はMediumに載せた、記事を載せます!


囚われがちな先入観を、本当に捨てるには。

どうも広報の一環でarticleを作成することになりました。代表の中村です。

2016年の10月にUniを設立し、準備期間を経て、2018年の8月上旬にアプリをリリースする予定です。

今回リリースするアプリは『kloss』というアプリです。何ができるかというと、町にある様々なお店のサービスをサブスクリプション型で購入し利用することのできるサービスです。決して『〇〇放題』のサービスだけではありません。あなたの家のお近くの米穀店の店主のこだわりのお米を一週間に一回受け取ったり、行ってみたかったカフェでコーヒを毎日楽しむことができる(これからそうなる)アプリをリリースする予定です。私たちの開発するklossはサービスを利用するきっかけづくりのためだけのものではありません。画面の中にとどまるだけのものではありません。もちろん開発の工程においてのアップデートは常に行わないといけけませんが、サービス自体にも目を向けないといけません。何が私たちの会社であるUniのゴールであって、klossはどのようなことを達成できるのか、そして世の中の何を変えることができるのかを常に追求しないといけません。そこで今回、備忘録も兼ねて考えたこや思いついたアイデアのうちarticleに徒然と書いていこうと思います。

私、中村は文章を書くのがすごく苦手で時に理解に苦しまれることがあると思います。なので感覚的に読み取ってもらうと幸いです。

<まずはじめに>

このarticleを書こうと思ったのはもう一つの理由があります。起業をするとか、アントレプレナー(起業家精神)とかは現代の日本において、物凄く大ごとのように感じることがほとんどです。ですが私もこれからの将来、生きていくためにも、世間と共存するためにも『自営業やってます…』と弱気に謙虚にならず、会社を経営しています!と言った風に声を大にしないと周知されないと思い、このarticleを書き始めるに至りました。

会社を経営するにおいてサービスをリリースするにおいて『マネタイズ』というテーマはかかせません。 私も大学生の時スタートアップを試み、成功とも失敗とも言えない結果で終わり受注を受けていたクライアント企業に業務を私の方が委託する形になりました。その後大学生だった私は就活の時期に入ったのですが、単位をあまり取れてない私は、頭が学生なりに成熟した頃に多くの教科を受講することになりました。そこで私は発達心理学という授業をとったとき面白い議題に出会うことになりました。議題の内容は『認知バイアス』についてです。認知バイアスとは簡単に説明すると『思い込み』です。『社長=金持ち』『イケメン=彼女がいる』『太っている=彼女がいない』といった様なバイアスはこの世に多く存在します。これらのバイアスは成功へのストラテジー(戦略)を形成する上での妨げになると思います。このバイアスから抜け出して成功納めた企業は沢山あります。例えば、空き部屋を貸し出すAirbnbは、創業当時はVC(投資家)たちに相手にもされず、『他人が他人の家に泊まるなんて不信感を抱き、そのようなビジネスは成立しない』といったような評価を受けました、VCのみならず経営者であるAirbnbサイドでも『他人が他人の家に泊まるなんて不信感を抱き、そのようなビジネスは成立しない』と思うはずです。成立したのは認知バイアスから逃れ、運が良くて成功したわけでもありません。Airbnb が起業して間もないときに、フォーカスしたことは

•「タイミングを考えること」

•「デザインすること」

•「スケールを選ばないこと」の3つだそうです。

1. まずはタイミングについて、Airbnbの創設者は自分の家の家賃が払えずに困り、自分の家を貸すビジネスが案外お金になったことに気づき、そのアイデアからAirbnbを始めたそうです。そのときリーマンショックが起こり不動産は不況の煽りを受けアメリカ中に空き部屋がたくさん生まれてしまい、その空き部屋を放置するのではなく、Airbnb を使ってサイドビジネスとして家主にアプローチしたという話です。

2. 2つ目は「デザインすること」です。これは先程、説明した『他人が他人の家に泊まるなんて不信感を抱き、そのようなビジネスは成立しない』に繋がると思います、すなわち、泊まりたくなる、そして泊まることを想像させ、それがクールでイケてるデザインにしてしまうことだったのです。これはアプリやウェブサイトのUIに限った事ではありません。 サポートも徹底して充実して、サービス内容に使われる文書は徹底して多様性を意識した言葉を選んでいたりします。これはデザインシンキングと言われる思考の方法で、サービスが作られているからです。簡単に要約して説明すると、服をコーディネートするのと似ていて、相手が欲しいであろうものに形を変え続けることです。それには流行りや好みや安心させるための要素を含ませる事が大切だそうです。すなわち、『売れるはずがない、当たるはずがないサービス』もやり方次第でスケール(急成長)するという事ですね。メルカリなども同じことが言えるはずです。『みんな家にあるものや、使ってないものをフリーマケットみたいに売れればいい』というのを例えばあなたがメルカリを知らないとして、このアイデアの感想を言うならば、「ヤフオクじゃダメ?アマゾンで出品すればいいのでは?」と言ったように既存に存在するアイデアである、それはコンテンツが既に存在するから競合して勝てないのでは、と言ったようなバイアスに陥ることもあり得ます。

3.そして最後に「スケールを選ばないこと」です。スケールというのはスタートアップの界隈でよく言われる言葉で事業が『急成長』する事を表します。例えばFacebookのような、Snapchatのような企業はいい例ですね。Airbnbが出来た頃は成功するスタートアップはスケールするというのが当たり前でした。しかしながらその「成功するスタートアップは必ずスケールする」という成功してるスタートアップの共通点を表した言葉は、スタートアップを目指すアントレプレナーの標語のようになり、合言葉のようになり、常識に移り変わったのです。Airbnb のCEOであるブライアンチェスキーはきっと、Airbnbのような、金になりえないと思われてるビジネス、そして使いたくないと思うビジネスを、「お金になりえて、ユーザーに最高の経験を与える」ためには、一気にスケールしてしまうと対応出来ないかもしれないと考えたのでしょうか、すごく堅実な選択をしたと思うと同時に「成功=スケールする」というバイアスから抜け出せたのは凄いことですね。

これらを踏まえて考えると、よく言われる「これは金になるビジネスですか?」と聞かれることがしばしばありますが、「これを金になるビジネスに出来る方法を知ってますか?」と言われた方がしっくりきます。「これは金になるビジネスですか?私はそうは思いません。」と言った人の思い込みの判断だけでは方向転換しようが無いからです。「小売店がメインの市場=イオンがある」から売れない、ユーザーは使わないと判断されたとしても、それは単なる思い込みかもしれないということです。もし、Facebookが作られる前にマークザッカーバーグに「こんなものを作ろうと思うんだ」と言われたら貴方ならなんて答えるか、もちろんこの世にSNSがないと仮定し、自分の中でSNSの概念を消し去ってから妄想してみてください。スティーブ・ジョブズに「家庭におけるコンピュータを作ろうと思う」と言われたら何て言い返すか想像してみてください。そして、一番大切だと思うのはFacebookやAirbnbがスケールした要因に「運」や「奇跡」と言った要素は含まれないということです。運や奇跡を信じてしまうのは説明がつかない程に、その仕組みやプロセスが複雑だったり、考えを辞めてしまったときに利用してしまう言葉です。環境を変えると恋人ができたというのも環境が恋人を作ったわけではなくて、「環境が貴方にどんな作用をもたらし、どんなプロセスで恋人ができた。」と考えれば曖昧さは回避できるはずです。

そして、思い込みをなるだけ疑うようにすれば認知バイアスから抜け出せます。起業家になったのは金持ちになりたいからという考えなら、それはきっとバイアスに頭を支配されてるでしょう。金持ちになりたいのなら、「大金を稼ぐ仕組みを持ってる企業の創設者になりたい」というふうに考えるとまた変わった考えができるかもしれませんね。

追記2018/8/29

認知バイアスは複数に分類されるので、思い込みにも種類があると思えばまた楽しくなります。

後知恵バイアス

過去の事象を全て予測可能であったかのように見る傾向。

確証バイアス、追認バイアス

個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという傾向。いったんある決断をおこなってしまうと、その後に得られた情報を決断した内容に有利に解釈する傾向をさす。

根本的な帰属の誤り

状況の影響を過小評価し、個人特性を過大評価して人間の行動を説明する傾向。

正常性バイアス

自然災害や火事(山火事、放火など)、事故・事件(テロリズム等の犯罪、ほか)などといった何らかの被害が予想される状況下にあっても、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」などと過小評価したりしてしまう人の心の特性[10]。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。

アンカリング

ある事象の評価が、ヒントとして与えられた情報に引きずられてしまうこと。

保守性

人間が新しい事実に直面したときに、それまで持っていた考えに固執してその考えを徐々にしか変化させられない傾向をさす。

引用元 ウィキペディア

それではこの辺で失礼します。

Kent kloss CEO

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